2021年09月05日 08:01 リアルサウンド
9月1日、BMWは10代~20代前半の若者に向けた電動バイク「Concept CE 02」を発表した。電動スクーターとの中間に位置する都市型電動バイクとして設計されているようだ。同社の設計責任者、アレクサンダー・バッカン氏は、このモデルを“2輪のスケートボード”と呼んでいる。
【写真多数】BMWの新たな都市型電動バイク「Concept CE 02」
「CE 02」は、ディスクホイールに明るい色使い、片面リアスイングアームを備えたフレームが印象的なデザインだ。これは近年のBMWの電動バイクに見られる特徴を踏襲している。車重は120kgととても軽量で、最高速度、航続距離はともに時速90kmだという。都市部での移動には十分だろう。
コロナウイルスの流行により人々の移動スタイルは大きく変化し、今電動自転車や電動バイクの需要が急増している。それにともなって近年、コンパクトで低価格な都市型バイクをリリースするメーカーも多い。スウェーデンのCAKE社が今月発表した新モデル「Makka」は、3,800米ドル(約42万円)で、最高速度、航続距離ともに45kmの超ミニバイクだ。
加熱する市場において、「Concept CE 02」は新たなトレンドを作り出すことができるのだろうか。(堀口佐知)