2021年F1オランダGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=4番手/2=1番手、カルロス・サインツはフリー走行1=3番手/2=2番手だった。
■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール
フリー走行1=4番手(1分11秒623:ソフトタイヤ/18周)/2=1番手(1分10秒902:ソフトタイヤ/29周)
さらに改善の可能性はあると思うし、今のところ好調だ。ただ、金曜日にすぎないので、浮かれるべきではない。ライバルたちはまだパフォーマンスをすべて見せているわけではないと思うからね。
新しいザントフォールトを走るのは楽しかった。最初の計測ラップを走った時、バンクに強い印象を受けたし、全体的に楽しいコースだ。
ただ、レース中にオーバーテイクはあまりないと思う。明日の予選でいいグリッドポジションを確保することが重要になってくるだろう。
僕たちの場合、レースペースのパフォーマンスはシングルラップほど良くはないので、そこの改善に集中していく。
(予選でポールポジション争いができると思うかと聞かれ)そうなればいいね。ここはリスクを冒すことで大きな結果を得られるコースだ。だから予選ではあらゆる可能性があるよ。
■スクーデリア・フェラーリ
カルロス・サインツ
フリー走行1=3番手(1分11秒601:ソフトタイヤ/19周)/2=2番手(1分11秒056:ソフトタイヤ/28周)
このコースには感銘を受けた。僕たちが慣れ親しんできたコースとは全く違うんだ。FP1では、バンクのついたコーナーでいろいろ違ったラインを試せておもしろかった。FP2では少しプッシュしてみたよ。
今日の走行は楽しかった。なによりコース近くにファンがいる雰囲気は最高だね!
走り始めから、マシンのバランスにもパフォーマンスにも自信を感じた。ソフトタイヤでまずまずの走行ができたと思う。ただ、ライバルたちはフラッグの影響を受けていたようだ。それでタイムシート上は僕たちが上に来たんじゃないかと思う。
さらに改善する必要はあるけれど、すでにマシンの感触は良いので、僕たちにとってはポジティブな金曜日だった。