自主制作アニメーション「マウスマン」シリーズと「ケンダマスター拳」の新作映画が、2022年の劇場公開に向けて制作中であることが発表された。
【大きな画像をもっと見る】今回の発表はCAMPFIREで公開された、新作映画の支援を募るプロジェクト内で明かされたもの。「マウスマン」シリーズ、「ケンダマスター拳」はピエール伊東が監督を担当しており、プロジェクトは自身が代表を務めるスタジオ金魚によって立ち上げられた。「マウスマン」シリーズは、国家機関に青いネズミ型サイボーグに改造された主人公・マウスマンの活躍を描くヒーローアニメ。2020年には細谷佳正がマウスマンを演じる劇場版「マウスマン~愛の塊~」が公開された。その新作映画となる「マウスマン~ダークチャイルド~」では、2020年に発売された小説版をもとに最強の敵28号との闘いが描かれる。マウスマン役は細谷が続投。28号役は、音楽制作チーム・IOSYSの楽曲「チルノのパーフェクトさんすう教室」のボーカルを務めるmikoが演じる予定だ。
一方「ケンダマスター拳」は、2021年5月に劇場上映された作品。同作では両親をケンダマに殺害された少年・玉木ケンとライバルたちの“ケンダマバトル”が繰り広げられる。新作映画となる「ケンダマスター拳しんげきじょうばん:笑」は、セルフリメイク作品として制作。前作で省略された部分も新たに追加される。キャストは前作に続き、玉木ケン役の前田剛、サオリ役の岡本麻弥、タマコ役の味里が名を連ねている。
なお新作映画の支援を募るプロジェクトの目標金額は150万円。支援者には完成版DVD、設定資料集のデータ、劇場版キャストによるお礼ボイス、キャラクター特製アートパネルなど、支援額に沿ってさまざまなリターンが用意された。またストレッチゴールの300万円を達成した場合は、「ケンダマスター拳」のTVシリーズ化を目指す。プロジェクトの詳細については、CAMPFIREの該当ページで確認を。
さらに9月12日には「マウスマン・ケンダマスター拳!オンラインビッグイベント!」と題した配信イベントを開催。イベントでは「マウスマン~愛の塊~」の完全版と、「ケンダマスター拳」を2本立てで上映する。監督のピエール伊東、「劇団 夜神灯」の座長・夜弓神楽狐之灯矢が司会を務め、ゲストとして「マウスマン~愛の塊~」のキャストより猫又ゆいが出演。配信はライブ配信サービス・Streaming+で行われ、チケットはイープラスで取り扱い中だ。
※記事初出時、9月12日開催のイベントの出演者に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。