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Jeep「Wrangler Unlimited」に、"SUVの草分け"にオマージュを捧げる限定車登場

2021年09月02日 11:31  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
FCAジャパンは9月4日、限定車「Wrangler Unlimited Willys(ラングラー・アンリミテッド・ウィリス)」を300台限定で販売する。

同モデルは、SUVの草分けである「ウィリスオーバーランドCJ-3A」にインスピレーションを受け、Jeep(ジープ)の本格オフローダー「Wrangler Unlimited(ラングラー・アンリミテッド)」に設定された限定車。

同限定車がオマージュを捧げる「ウィリスオーバーランドCJ-3A」は1948年に発表され、現代のSUVの道筋を付けたパイオニア的な存在。当時軍用車や農耕用車両として使用されていたオフロード車を民生用として広め、人々に未舗装の地を駆け巡る自由な楽しみや冒険の喜びを提供した。

また、前型である「CJ-2A」に対して快適性や走行性能が強化され、高いオフロード性能を維持しながら実用面でも進化を遂げる「CJ」シリーズの礎を固めた。同限定車はそうした「CJ-3A」の精神を受け継ぎ、オフロード性能のさらなる進化と、タフネスを表現したエクステリアを特徴としている。

機能面については、オフロード性能を強化。悪路で車体下部を保護するロックレールや、滑りやすい路面でタイヤの空転を抑えることで推進力を高めるアンチスピンリアディファレンシャル、ラングラーきってのハードコアモデルである「ルビコン」と共通のDana社製M220リアアクスルを搭載している。

エクステリアにはブラック仕上げの専用フロントグリルやグロスブラックに塗装された17インチアルミホイール、「WILLYS」ボンネットデカール、4 WHEEL DRIVEリアゲートデカールが装備されるほか、JeepバッジとTrailRatedバッジはマットブラック仕上げが施されている。

ボディカラーは、ミリタリー感を演出する限定車専用色のサージグリーンC/C(100台限定)と、通常はルビコン専用色であるスティンググレーC/C(200台限定)の2色が特別に設定される。

装備はベース車である「アンリミテッド・スポーツ」に準じており、LEDヘッドライトや車庫入れをサポートするParkSenseフロント・リアパークアシスト、Parkviewリアバックアップカメラ、前走車との車間距離を維持するSTOP機能付アダプティブクルーズコントロールなどを装備している。

同限定車は、SUVの父としてジープの歴史に名を刻んだ「CJ-3A」の血統を名実ともに受け継ぐ特別な1台となっているという。メーカー希望小売価格は、568万円(税込)。(エボル)