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アストンマーティン、映画007最新作のキャンペーンを開始。ロンドン中心部でDB5のレプリカを展示

2021年09月01日 15:31  AUTOSPORT web

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アストンマーティン、映画007最新作のキャンペーンを開始。ロンドン中心部にDB5のレプリカを展示
アストンマーティンは、映画007シリーズの25作目となる『No Time To Die』の封切りまでひと月となった2021年8月31日、全世界で放送するTVスポットCMを公開した。また、キャンペーンの一環として、フルサイズ・レプリカのコーギーDB5ボックスを2021年10月1日まで、ロンドン中心部にある旧バターシー発電所のザ・コーリング・ジェティー庭園で一般公開する。

 2021年9月に全世界で公開される映画007シリーズ最新作『No Time To Die 』には現在、過去、そして未来のアストンマーティン4台が登場する。今回、待望のジェームズ・ボンドの復帰にあたり、登場する4台は、DB5、クラシックモデルのアストンマーティンV8、スーパーGTのDBS、今後販売開始を予定しているミッドシップ・ハイパーカーのヴァルハラ。

 本作で007のアイコン的存在となったDB5がスクリーンに戻ってくることを記念し、アストンマーティンとミニカー製作会社のコーギーは、1965年に製造されたDB5のオリジナルミニカーをフルサイズに拡大したレプリカを製作。10月1日まで、旧バターシー発電所に隣接するザ・コーリング・ジェティー庭園において展示される。

 今回展示されるフルサイズ・レプリカのコーギーDB5ボックスのミニカーは、長さ5.56m、高さ2.7m、幅2.7mで、コーギーによるオリジナルデザインを復元したもの。ベースとなった車両は、アストンマーティンDB5 ゴールドフィンガー・コンティニュエーション。

 このDB5には、回転するナンバープレート、格納式リヤ防弾シールド、延長可能なフロントのオーバーライダー・バンパー、飛び出すマシンガンなど、かつてのボンド映画でファンにお馴染みのガジェット(秘密兵器)が幅広く装備されている。
 
 お披露目は、アストンマーティン・ラゴンダ・エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマンが行った。同氏は「このエキサイティングなご披露会によって『No Time To Die』キャンペーンを立ち上げることができ、とても名誉に思います。ジェームズ・ボンドとアストンマーティンの関わりは長期間にわたるもので、その中でもDB5は50年を超える歴史により、間違いなく世界でもっとも有名なクルマとなりました」

「傑出した英国ブランドであるコーギーと協力し、ジェームズ・ボンドがもっとも愛したクルマを実寸のトイボックスに入れて、ロンドンの中心部に飾ることができるのは、非常に素晴らしいこと」とコメント。

 コーギーは、ダイキャスト製ミニカーの有名ブランド。数ある人気モデルのなかで、もっとも有名なものが1985年に登場したジェームズ・ボンドのアストンマーティンDB5。映画『ゴールドフィンガー』に登場したクルマを再現したこのミニカーは大ヒット作となり、全世界での売上数は2000万台を超えている。このモデルは現在も生産が行われている。

■アストンマーティン『No Time To Die』のTVスポットCM


■『007/No Time To Die』
『007 ノータイム・トゥ・ダイ』は、ジェームズ・ボンドが登場する007映画、25作目の正式タイトル。監督はキャリー・ジョージ・フクナガ。ジェームズ・ボンド=007として5回目の登場となるのは、俳優ダニエル・クレイグ。前作『007 スペクター』から6年の時を経て、2021年10月1日より日本でも公開される。