2021年F1ベルギーGP決勝で、レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは19位だった。
ペレスはレコノサンスラップでクラッシュ、チームは最初、決勝スタートを諦めたが、長時間の赤旗中断の時間を利用してマシンを修理、ペレスをコースに送り出すことに成功した。しかしセーフティカー先導での走行となり、その後、レース終了が決定したため、ペレスは20番手でレースを終えた。後に、18位のランス・ストロール(アストンマーティン)がペナルティを受けて降格され、ペレスは19位に繰り上がった。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
セルジオ・ペレス 決勝=19位
奇妙な午後だったね。ファンの皆に感謝したい。雨と寒さのなか、ずっと待ち続けてくれた。本当にすごい人たちだ。彼らに良いレースを見せることができなくて残念に思う。僕たちF1関係者は、なんとかレースをしたいとベストを尽くしたけれど、今日はそれは不可能だった。
グリッドへと向かうラップのなかで起きたことは僕のミスによるものだ。ものすごく難しいコンディションで、視界もかなり悪かった。そんななかで縁石に乗って、コントロールを失ったんだ。
マシンを直してレースに復帰できる可能性は低いと思っていたが、チームが必死に頑張って、まさにレッドブル・レーシングのスピリットを見せてくれた。彼らは信じられないような仕事をして、ベストを尽くし、マシンを素早く直してくれたんだ。
彼らのハードワークに報いるために決勝でいい結果を出したかったが、それは実現できなかった。でも、数日後に次のグランプリがある。僕たち全員が、ザントフォールトでのレースを楽しみにしている。