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マルク・マルケス、転倒は「僕のミス。マルティンとチームに謝罪した」/MotoGP第12戦イギリスGP

2021年08月30日 05:51  AUTOSPORT web

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転倒を喫したマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)とホルヘ・マルティン(プラマック・レーシング)/2021MotoGP第12戦イギリスGP
8月29日、シルバーストン・サーキットで2021年MotoGP第12戦イギリスGP MotoGPクラスの決勝が開催された。オープニングラップには、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)がホルヘ・マルティン(プラマック・レーシング)を巻き込みふたりは転倒を喫してリタイアした。その後、マルケスはマルティンに謝罪している。

 2年ぶりに行われたMotoGP第12戦イギリスGP。予選ではマルティンが4番手、マルケスが5番手を獲得した。

 決勝では、スタート後に5番手にマルケス、6番手にマルティンがつける。7コーナーではマルティンが接触しつつマルケスをかわしてポジションを上げた。

 マルケスは負けじとアグレッシブな走りを見せ、マルティンをかわすためにタイトな9コーナーでクロスラインを取りインに入る。しかし、マルケスが転倒を喫し、マルティンが巻き込まれてふたりはクラッシュした。

 そして、両者はマシンを起こし、レースへの復帰を試みる。マルケスはマシンのエンジンが止まったため復帰を諦め、マルティンのマシンはエンジンが再始動して走り出したがピットに戻りリタイアでレースを終えた。

 ピットに戻ったマルケスはチームに転倒時の状況を報告した後、マルティンとプラマック・レーシングへの謝罪に向かった。

■マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)
「まず最初にホルヘ・マルティンに謝りたいし、レース後に彼と彼のチームに謝罪しに行った。僕のミスだ。オーバーテイクを楽観的に考えすぎていた」

「レースというものは時にこういうものだし、今日は僕がミスをしてしまった」

「金曜日に大きなクラッシュをした後も、多くのセッションで速かったので、全体的にはとても良い週末だったと思う。今日は何か面白いことができるだけのペースがあったから、レースでこのようなミスをしてしまったのは残念だ」

■ホルヘ・マルティン(プラマック・レーシング)
「レースもこのような瞬間があって成り立つもので、いいレースができたと感じていただけに、とても残念だ。レース後にマルクが僕のところに来て謝罪してくれたので、あとはすべてをリセットして次のレースについて考えるだけだ」