F1第12戦ベルギーGP予選Q3で大クラッシュを喫したランド・ノリスは、医師団からの許可を得て、決勝に出場できることになった。
雨が激しさを増したQ3序盤、ノリスはオー・ルージュでコントロールを失い、ラディオンのバリアにヒット、数回にわたりスピンしてコース上でとまった。幸いノリスは自力でマシンから降りることができ、トラックサイドのメディカルセンターで検査を受けた後、地元の病院で予防的な措置として、肘のX線検査を受けた。その結果、トラックサイドドクターおよびFIAメディカル・デレゲートからベルギーGP決勝への出場が許可されたと、マクラーレンF1チームは発表した。
ノリスは予選10番手で、土曜夜の時点での暫定グリッドでは、バルテリ・ボッタスのペナルティにより9番グリッドに繰り上がっている。しかしクラッシュによるマシンダメージの状況によって、降格になる可能性があるとチームは認めている。