2021年F1ベルギーGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=4番手/2=18番手だった。カルロス・サインツはフリー走行1=5番手/2=11番手という結果だった。
FIAの午前中の発表により、ルクレールのパワーユニットには3基目のICE、TC、MGU-H、2基目のES、5基目のEXが入れられたことが分かっている。サインツのパワーユニットには、2基目のESが投入された。
ルクレールはFP2の終盤、ターン6とターン7の間のバリアにクラッシュ、マシンを降りた。フェラーリは、セッション終了後、SF21の左フロントサスペンションがダメージを負ったと発表した。
土曜朝、フェラーリは、ルクレールのシャシーは短時間で直せないダメージを受けていたとして、FP3からスペアシャシーを使用することを明らかにした。
■シャルル・ルクレール(フェラーリ)
フリー走行1=4番手(1分45秒818:ソフトタイヤ/19周)/2=18番手(1分46秒836:ミディアムタイヤ/13周)
やるべき作業がたくさんある。FP1は良かったが、FP2はうまくいかなかった。今夜、マシンのセットアップに取り組み、明日はもっといい日にしたい。
マシンバランスにはそれなりに満足できたけれど、パフォーマンスは期待していたレベルではない。路面コンディションはトリッキーだったが、それは誰にとっても同じことだ。土日も同じようなコンディションになりそうなので、慣れていく必要がある。
ウォールに接触して初日を終えることになり、いい気分ではないが、大事なのは明日と日曜日だ。自分のミスからしっかり学びたい。
■カルロス・サインツ(フェラーリ)
フリー走行1=5番手(1分45秒935:ソフトタイヤ/20周)/2=11番手(1分45秒517:ソフトタイヤ/14周)
レースが再開してうれしい。この素晴らしいサーキットで走れるのだからなおさらだ。ここをF1カーで走ると、いつも最高の気分になるんだ。
今日は楽しかった。ただ、パフォーマンスに関してはベストな金曜日だったとはいえない。FP2では適切なロングランを完了できず、ショートランでもマシンバランスの関係で苦労した。
今夜やるべき課題が残っているが、絶対に改善して、明日はもっといい位置につけることができると思っている。
土曜日と日曜日の天候がどうなるかは分からない。今日のF3予選のように、雨がいつ降ってくるか分からないから、どんなコンディションにも対応できるよう準備をしていく。