トップへ

映像作家 柿本ケンサクの展覧会開催、世界のクリエイターらとリモートで製作した短編の上映会も

2021年08月28日 15:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

Kensaku Kakimoto Exhibition「時をかける」 Image by: パルコ
映画作家で写真家の柿本ケンサクによる展覧会「時をかける」が渋谷パルコ地下1階の「GALLERY X」で開催される。会期は9月17日から26日まで。併せて、リモート映像プロジェクト「+81FILM」の新作を含む4編を、同施設 8階の「ホワイトシネクイント」で9月25日に限定上映する。

 柿本は演出家、映像作家、監督として映画やコマーシャルフィルム、ミュージックビデオを中心に多くの映像作品を発表。目には見えない被写体の体温や熱量、気温、時間などに着目し、作品を通して視覚化に取り組んでいる。
 同展では、音楽現像によって生まれ変わる写真の変化を独自のアルゴリズムで表現した新作「Trance Music」のほか、日常を高解像度で切り取る「Trimming」や「TRANSLATOR」などの過去作シリーズを展示。9月25日に上映する「+81FILM」は、柿本が世界各国を旅する間、新型コロナウイルスの自主隔離中に知り合った世界中のクリエイターらとリモートで制作した短編映像で、2020年の世界同時配信で話題となった。上映会では、ハンガリーを舞台に柿本ケンサクが脚本・共同監督を務め、ケンモチヒデフミの楽曲を用いて制作した新作「DROP BY DROP」を公開する。他にも細野晴臣が参加したチリ編や、半野喜弘が参加したモンゴル編、大橋トリオが参加したロンドン編の3編を併せて上映する。

■Kensaku Kakimoto Exhibition「時をかける」 会期:2021年9月17日(金)~9月26日(日)場所:渋谷パルコ地下1階「GALLERY X」住所:東京都渋谷区宇田川町15­1時間:11:00~20:00(入場は閉場時間の30分前まで/最終日は18:00閉場)入場料:税込500円楽曲提供:細野晴臣/半野喜弘/大橋トリオ/ケンモチヒデフ特設サイト ■「+81FILM」特別上映会日程:2021年9月25日(土)17:00~(上映時間は約40分を予定)場所」渋谷パルコ8階「ホワイトシネクイント」料金:1200円(チケット情報は後日公開)「+81FILM」:公式サイト