昨年に引き続き外出自粛が求められている今、遠くへのお出かけ、特に海外旅行はまだまだ難しそうですよね。
とはいえ、「もう少し状況が収まったら、非日常を感じられる場所に行きたいなあ...」と思うことも多いのではないでしょうか。
そんな願いを叶えてくれるかもしれないおすすめスポットが、兵庫・神戸にあるんです。
異国情緒あふれる神戸・北野異人館街北野異人館街の歴史は、明治時代に開港した神戸を訪れた外国人たちが、それぞれ高台に邸宅を建てたのがはじまり。
いまでも当時の建物が多く残されているので、異国情緒たっぷりの街並みが見られるんです。
国内ではなかなか感じられない異国の雰囲気だけでなく、港町・神戸の歴史にも触れられそうで、わくわくしますよね。
北野異人館街にはさまざまな異人館がありますが、今回はそのなかでもおすすめの場所をいくつかご紹介します。
フォトスポットがいっぱいの「プラトン装飾美術館」北野異人館街のなかでも特にフォトジェニックなのが、「プラトン装飾美術館(イタリア館)」。
こちらは大正時代に建てられた邸宅で、館内には18世紀から19世紀につくられた家具や彫刻、絵画などのヨーロピアンアンティークが飾られています。
プラトン装飾美術館は、北野の異人館のなかで唯一、なんといまでも邸宅として使われているんだそうです。
実際に人が住んでいる建物を、美術館として見学できるなんて驚きですよね。
建物中がアンティーク感満載で、どの部屋でも思わず写真をとりたくなってしまいそうです。
プラトン装飾美術館(イタリア館) 住所:兵庫県神戸市中央区北野町1-6-15 営業時間:10:00~17:00 入館料:700円 定休日:火曜日、12月30日~1月2日 公式サイト:https://www.kobeijinkan.com/ijinkan_list/platon グリーンがかわいい「萌黄の館」続いてご紹介する「萌黄の館」も、北野異人館街を訪れたらぜひ立ち寄りたいスポットです。
名前の通り、萌黄色の壁が印象的なこの洋館は、アメリカ総領事の邸宅として明治時代に建てられたそうですよ。
大きな窓から陽の光が差し込む廊下は、まるで物語に出てきそうな、おしゃれな雰囲気があります。
アンティークの家具が置かれている室内も、壁の明るいグリーンが映えてかわいらしいですね。
ちなみに2階の部屋からは、美しい神戸の街並みが見渡せるんだそうですよ。
萌黄の館 住所:兵庫県神戸市中央区北野町3-10-11 営業時間:9:30~18:00(入館は17:45まで) 入館料:400円(高校生以下、65歳以上の神戸市民、障がい者等は無料) 定休日:2月第3水曜日及びその翌日 公式サイト:https://www.kobeijinkan.com/ijinkan_list/moegi 「旧ムーア邸」でカフェタイム異人館街の中心部にある「旧ムーア邸」は、100年以上も住居として使われていたという歴史的な建物。現在はカフェとして営業しています。
大きな窓から日の光が差す店内には、ソファやゆったりとしたチェアが置かれ、ゆっくり時間を過ごすことができます。
ティータイムの人気メニューは、「苺のミルフィーユ」(税込 1320円)。
こちらは、老舗「銀座マキシム・ド・パリ」のレシピを再現して作られたという、本格派のミルフィーユです。
サクサクのパイ生地に、たっぷりのイチゴとカスタードクリームがぎっしり入っていて、見た目もリッチな感じがしますよね。
天気のいい日には、こちらのテラス席で過ごすのもおすすめですよ。
ハーブや季節のお花が咲く庭で、特別感のあるスイーツを食べたら、ちょっと贅沢な気分になれちゃいそうです。
北野異人館 旧ムーア邸 住所:兵庫県神戸市中央区北野町2丁目9-3 営業時間:11:00~17:00 定休日:火曜日 公式サイト:https://www.kitanomoore.com/cafe/ ヨーロッパ気分を楽しんで海外に行かれないこの夏、国内で旅行気分を楽しめる異人館街は、ちょっとしたお出かけにぴったりかもしれません。
神戸・北野エリアには、今回ご紹介した以外にもさまざまな異人館があるので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
感染症の拡大状況によって、営業時間等が変更になっている可能性があるため、お出かけの際は公式サイトを確認のうえ、感染対策もお忘れなく。
公式サイトはこちらから