2021年F1ベルギーGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=2番手/2=1番手だった。
FIAの午前中の発表によると、フェルスタッペンのパワーユニットには、2基目のESが投入されている。
フェルスタッペンはFP2終盤にターン7の出口でスピン、タイヤウォールにヒットしてマシンの右後部にダメージを負った。これにより赤旗が掲示され、セッションはそのまま終了となった。
ホンダF1テクニカルディレクターの田辺豊治氏は、「FP2の最後にフェルスタッペン選手がマシンのコントロールを失い壁に接触するトラブルがありましたが、現時点ではPUのデータ上で特に異常は見られていません。ここからさらに詳細に、状況を確認していきます」と述べている。
■マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
フリー走行1=2番手(1分45秒363:ソフトタイヤ/14周)/2=1番手(1分44秒472:ソフトタイヤ/12周)
今日は間違いなくポジティブな初日だった。ただ、FP2の最後にリヤのコントロールを失ってしまった。オーバーステアで修正できず、ウォールにヒットした。
チーム全体として、すべての状況に満足している。FP1とFP2の間でいい調整ができた。
明日に向けて、天気などいくつか考慮に入れなければならないことがある。ウエットで路面がどうなるのかを予想するのは難しい。土曜と日曜も今日と似たような天候になるだろうから、面白くなりそうだよ。
チェコ(ペレス)が来年チームに残ることになってとてもうれしい。僕たちはとてもいい関係を築いているので、今年の残りともちろん来年も、チームのためにたくさんのポイントを獲得するために協力し合って仕事をしていきたい。
(Ziggo Sportから、クラッシュでマシンは大きなダメージを受けたかと聞かれ)それほどひどくはないよ。幸い積んでいたのは古いエンジンと金曜ギヤボックスだったし、使う予定のないフロアだった。もちろん理想的な状況ではないけれど、明日には影響しないので、その点ではよかった。
(予選と決勝に向けて、グリップとトップスピードのどちらを増やしたいかという問いに対して)両方だね。でもトップスピードを少し増やせればすごくうれしい。