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MotoGPに参戦するスズキのミルとリンスがウイリアムズF1を訪問。名車を見学、eスポーツで対戦も

2021年08月27日 17:41  AUTOSPORT web

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ウイリアムズF1を訪問したチーム・スズキ・エクスターのジョアン・ミル(左)とアレックス・リンス(右)
2021年MotoGP第12戦イギリスGPを前に、チーム・スズキ・エクスターのジョアン・ミルとアレックス・リンスは、イギリスに本拠地を構えるウイリアムズF1チームを訪問した。

 ウイリアムズはフランク・ウイリアムズ卿が1977年に設立したチームで、これまでにコンストラクターズタイトルを9回、ドライバーズタイトルを7回獲得し、通算114勝を挙げた歴史あるチームだ。

 今回ウイリアムズを訪れたミルとリンスは、まずはウイリアムズの2021年型マシンFW43Bを見学。空力コンセプト、燃料、エンジン、リアインパクト構造に関する説明を受け、F1マシンの特徴やこだわりについての理解を深めたようだ。

 その後エクスペリエンスセンターでは、2017年にフェリペ・マッサがドライブしたFW40を見学。ミュージアムには1992年にナイジェル・マンセルがドライブしたアクティブサスペンション搭載のFW14Bや、1994年にアイルトン・セナが乗った『FW16』も展示されており、ウイリアムズF1の歴史を学ぶことができたようだ。ミルとリンスは、デイモン・ヒルが駆ったFW16Bのシートにも乗り込んでいる。

 最後はeスポーツに挑戦し、F1マシンでシミュレーションレースに参加した。ウイリアムズのeスポーツ選手であるアルバロ・カレトンと、チーム・スズキ・エクスターのeスポーツ選手であるクリスティアン・モンテネグロを相手に、今週末のグランプリの舞台であるシルバーストンでレースを戦った。また『MotoGP 21』でスズキGSX-RRを数周走らせ、2輪と4輪の比較も行ったという。

 MotoGPは今週末、シルバーストンで第12戦を迎える。一方のF1もサマーブレイクを終え、スパ・フランコルシャンで第12戦ベルギーGPが行われる予定だ。