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在宅避難に備えたい「ローリングストック法」、認知度が大幅上昇した世代は?

2021年08月27日 15:31  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
富士山の銘水は8月26日、「防災に関する意識調査」の結果を発表した。調査は7月30日~8月8日、同社が展開するウォーターサーバー「FRECIOUS」を利用する20代~60代の男女2,588名(男性33.5%/女性66.5%)を対象に、インターネットで行われた。

調査によると、防災グッズを「(少し)準備している」と答えた人の割合は、昨年からほぼ横ばいの約7割。

年代別にみると、前年に比べ40代、50代以外の年代で増加傾向となり、60代以上では約8割という結果に。さらに、これまで他年代に比べ大きく差が出ていた20代において、今年初めて過半数を超え、若い世代でも防災意識が高まっていることがわかった。

続いて、日常生活で消費しながら常に一定量の食料や生活用品などを家に備蓄して災害へ備える「ローリングストック法」について、その認知度を調べたところ、昨年から4ポイント上昇し、5割(49.7%)近くに達した。特に、20代では昨年29.3%から今年38.5%と大幅に上昇、さらに40代では昨年46.8%から今年54%と過半数を超えた。

「ローリングストック法」の認知度は上がっているものの、実践度についてみると、約3割が「知っているが実践していない」ことが明らかに。

ローリングストックしているものを教えてもらったところ、約9割が「飲料水」(90.8%)を選択。次いで「食料」(70.5%)、「乾電池」(59.5%)、「カセットボンベ」(49.6%)と続き、ライフラインである水道、ガス、電気などが止まった際に必要になるものが上位に。そのほか、今年は、フリー回答に「トイレ用品」や「マスク」という回答も目立った。(CHIGAKO)