弐瓶勉「人形の国」が、本日8月26日発売の月刊少年シリウス10月号(講談社)で最終回を迎えた。
【大きな画像をもっと見る】2017年より同誌にて連載された「人形の国」は、“アポシムズ”と呼ばれる巨大な人工天体を舞台に、極寒の中で蔓延する人形病、頻出する自動機械との戦いを描くダークファンタジー。単行本は8巻まで刊行されており、最終9巻は今冬発売予定だ。
また同号では、香月日輪原作による深山和香「妖怪アパートの幽雅な日常」も完結。香月の小説を原作とした同作は、妖怪、幽霊、人間が入り混じる奇妙な妖怪アパートを舞台に、高校生の稲葉夕士と個性的な住人たちとの奇妙な共同生活を描くファンタジーで、TVアニメ化、舞台化も果たした。
そのほか新鋭・冬葉つがるの連載デビュー作となる「窮鬼の仇花」がスタート。“貧乏神神社”と呼ばれる神社がある田舎町へと引っ越してきた、神様が視える特殊な体質を持つ少年・環春と、神を名乗る少女・カズラを描く日本神話ファンタジーだ。初回はセンターカラー103ページで掲載。また付録としてヤスダスズヒト「夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~」最新28巻の着せ替えカバーも用意された。