F1は、仮想通貨のエコシステムを構築する企業Crypto.comとのパートナーシップのもとで、新たに『オーバーテイク賞』を創設することを発表した。
『Crypto.comオーバーテイク賞』は、シーズンを通して最も多くのオーバーテイクを成し遂げたドライバーに授与されるもので、シーズン途中での発表とはなったものの、2021年シーズン全体のオーバーテイクがカウントされて、受賞者が決定される。F1は、8月24日の発表のなかで、「この種の賞としては初のこのオーバーテイク賞は、成功を追及するなかで大胆なアクションをとるドライバーが示す勇敢さを称えるために作られた」とコメントしている。受賞者にはシーズン末にトロフィーが贈られる。
第11戦終了時点では、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルが、最も多くのオーバーテイクを成し遂げているということだ。
『Crypto.comオーバーテイク賞』の創設に伴い、決勝のライブ中継では、オーバーテイクの可能性等を示す新たなグラフィックが導入される。また、シーズンを通して各ドライバーのオーバーテイク回数の最新状況が発表されていくということだ。さらにCrypto.comブランドの“革新的なコンテンツ”がF1公式ソーシャルメディアなどにおいて今後導入されることも明らかにされた。
Crypto.comは、今季F1が3戦にわたり実施するスプリント予選のタイトルパートナーを務めている。