8月24日、スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦しているドゥカティは、2022年にアルバロ・バウティスタを起用すると発表した。
バウティスタは2010年から2018年までロードレース世界選手権MotoGPで活躍したライダーだ。2019年はAruba.it レーシング-ドゥカティからSBKに参戦し、この年にデビューしたドゥカティ パニガーレV4 Rで16勝を含む24度の表彰台を飾りランキング2位を獲得した。
そして、翌2020年からはホンダのワークスチームとして誕生したTeam HRCに移籍。新型マシンのホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆っているが、昨年は1度の3位表彰台でランキング9位、今季はいまだ表彰台に上っておらず、ランキング11位につけている。
そんなバウティスタは、2022年にAruba.it レーシング-ドゥカティに戻り、再びパニガーレV4 Rを駆ることが決定した。
また、この発表と同時に、株式会社ホンダ・レーシング(HRC)はバウティスタと2年間の協力に感謝するというプレスリリースを発行した。
HRCの代表取締役社長である若林愼也氏は「2021年の終わりに、アルバロ・バウティスタとのコラボレーションは終わりを迎えます」とコメントした。
「この2年間は、世界的なパンデミックがもたらした予期せぬ大きな課題と、私たちのような駆け出しのプロジェクトに課せられた膨大な作業を特徴とする、強烈な2年間でした。常に積極的で協力的な精神が貫かれていたこの2年間。アルバロに感謝するとともに、今後の活躍を期待したいと思います」