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乃木坂46 岩本蓮加が映画初主演 宝田明とW主演『世の中にたえて桜のなかりせば』公開へ

2021年08月24日 09:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『世の中にたえて桜のなかりせば』(c)2021『世の中にたえて桜のなかりせば』製作委員会

 乃木坂46の岩本蓮加と宝田明がW主演を務める映画『世の中にたえて桜のなかりせば』が、2022年に全国公開されることが決定した。


【写真】岩本蓮加と宝田明


 “終活アドバイザー”のバイトをしている不登校の女子高生・咲(岩本蓮加)は、同僚の敬三(宝田明)と共に、様々な境遇の“終活”を手助けするうちに、自分の生き方と向き合い始める。乃木坂46で活躍する17歳の岩本が、本作で映画初主演。“終活”に悩む大人たちに真摯に向き合おうとする、等身大の女子高生を演じる。W主演を務めるのは大ベテランの宝田。岩本が演じる咲に寄り添い、彼女の新たな一歩を導き出す。


 宝田の妻役を務めるのは吉行和子。そのほか、土居志央梨、郭智博、名村辰柊、瑠美、伊東由美子、徳井優が共演に名を連ねる。監督を務めるのは、多くの映画祭で短編映画賞を受賞し、短編作品『サイレン』(2017年)が国内外の映画祭で賞を受賞した気鋭の若手監督・三宅伸行。主題歌は、ITSUKIとNARITOによる2人組ボーカルデュオall at onceが担当する。なお、本作のタイトルである「世の中にたえて桜のなかりせば」は、桜にまつわる詩からの引用されている。


■コメント
・岩本蓮加


初主演映画ということでかなり緊張していてプレッシャーも感じていたのですが、それ以上に嬉しい気持ちでいっぱいでしたし、応援して下さっているファンの方々に喜んでもらえると思うとより嬉しく思えました。そして、W主演の宝田明さんとの共演は本当に夢のようで、撮影の合間に気さくに話しかけて下さったり時にはアドバイスもして下さって、物凄く貴重な時間を過ごすことができたと思います。多くの方に観て頂けたら嬉しいです!


・宝田明


17才の時を思う。戦後満州から引き上げてきた軍国少年であった。七つボタンは桜に錨と大声を張り上げ予科練を夢見ていた。死ぬような思いで帰国。桜に覆われた皇居を見た時の感動は忘れられない。夜空の照明に浮かぶ堂々たる大樹。ひっそりとした野辺に一人咲く桜の老木。聖戦と言われながら悲しい運命を背負ったあの時代の彼等も17才の時。いっそ桜がなければ気を使わずにのどかな気でいられるのに。17才の岩本蓮加。物怖じせず素直に役に挑戦する姿。真剣で行儀正しい人柄は、これからの俳優人生を確かなものとして満開の花を咲かせるであろう。


(リアルサウンド編集部)