三重県の鈴鹿サーキットで開催された2021スーパーGT第3戦。8月22日に行われた決勝レースを終え、GT300クラスで優勝を飾ったたかのこの湯 GR Supra GTの三宅淳詞と堤優威が決勝日を振り返り、今後の展望を語った。
三宅淳詞/第1スティント担当
「まず、何度も言っていますが昨日の予選で僕が日立Astemoシケインでミスをしてしまったせいでフロントロウからスタートするチャンスを失ってしまいました」
「決勝ではスタートドライバーを担当させて頂けるようになったので、しっかりと昨日の分を挽回しようと思いました。その昨日のうちに計算建てたことがしっかりとでき、トップで帰ってくることができました」
「僕は昨年からスーパーGTに参戦させて頂いていますが、そのなかでは一番満足のいくスティントができたんじゃないかなと思います」
「実際に僕たちのGRスープラはS字コーナーなどがすごく速いですし、本当に落ち着いてチームや田中哲也監督からいろいろな情報を頂けたので、本当にいろいろと考えながら落ち着いてレースをすることができたので、優勝することができたのかなと思います」
「ランキングトップなのでウエイト的にも厳しくなるとは思いますが、今はチームプレーとしても最高の状態なので、しっかりと上位を狙えるように頑張りたいと思います」
堤優威/第2スティント担当
「まずは優勝できて本当に嬉しいと思います。僕は今年から初めてGT300クラスにフルシーズンで登録させて頂き、まさかこんなに早く優勝できるとは思っていませんでした」
「GRスープラというクルマは、埼玉トヨペット Green Braveさんなども活躍していたのですが、僕らのGRスープラだけまだ表彰台に乗れていなかったりして、思う所がいろいろとありました」
「そんななかで今回しっかりと結果を残せたことは、チームやスポンサーさん、オーナーさんに対してすごく良い恩返しができたんじゃないかなと思います」
「この折返しとなる地点で僕らがまさかのランキングトップになったということで、まさかこんなシーズンになるとは思っていなかったのですが、マシンもチームも調子が良いので、このまま後半戦も突っ走ってチャンピオンを獲れるように頑張ります!」