ワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイ・アット・ゲートウェイで開催されているNTTインディカー・シリーズ第13戦。21日に行われた予選はウィル・パワーが今シーズン初のポールポジションを獲得した。
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、予選17番手から決勝に挑む。
今シーズン、4回目のオーバル戦となったワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイでの第13戦。
1デイ開催となり13時過ぎにプラクティスがスタート。
ランキング4位のジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)がトップスピードをマーク。オーバルデビューとなるロマン・グロージャン(デイル・コイン)は、72周を走行し11番手とまずまずの走り出しを見せた。
予選は、ひとり2周1回のみのアタックを行い、その平均スピードで争われる。
17時にダルトン・ケレット(AJフォイト)からアタック合戦がスタート。3番目にアタックしたフェリックス・ローゼンクヴィスト(アロウ・マクラーレンSP)が序盤はトップに立つ。
12番目のアタックとなったグロージャン。初オーバルの予選は、1周目を25秒2011、2周目を25秒2594と少し落としこの時点で5番手につける。
次にアタックしたアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)がローゼンクヴィストのスピードを上回りトップに浮上。
一昨年には勝利を飾っている佐藤琢磨は、14番手に登場。1周目は25秒2740、2周mを25秒3232とスピードを見せれず8番手に。
琢磨の次にアタックしたウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は、1周目を24秒9781と速さを見せるとさらにスピードをアップし2周目は24秒8508で平均180.618mphを記録。ロッシのスピードを大幅に上回りトップに。
18番目に登場したコルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)も1周目を24秒9231とパワーを上回るも、2周目にスピードを落とし平均180.528mphで2番手。
プラクティストップだったニューガーデンもチームメイトに及ばず3番手のスピードを記録する。
チャンピオンを争うスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)、パト・オワード(アロウ・マクラーレンSP)もパワーのスピードには届かず、ランキングトップのアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)が最後のアタッカーとしてコースイン。
1周目を25秒1824、2周目を25秒2156と伸び悩みライバルたちには一歩劣る12番手となった。
前戦で今季初優勝を飾ったパワーが、今シーズン初のポールポジション獲得となった。。2番手にハータ、3番手にニューガーデン。チャンピオンを争うオワードは5番手、ディクソンは8番手、パロウは12番手に。
決勝レースは、約2時間半後の午後8時40分からスタートする。
■NTTインディカー・シリーズ第13戦ゲートウェイ予選総合結果
Pos.No.DriverTeamEngineMPH112W.パワーチーム・ペンスキーC180.618226C.ハータアンドレッティ・オートスポートH180.52832J.ニューガーデンチーム・ペンスキーC180.509422S.パジェノーチーム・ペンスキーC180.36855P.オワードアロウ・マクラーレンSPC179.89468M.エリクソンチップ・ガナッシH189.839727A.ロッシアンドレッティ・オートスポートH179.58989S.ディクソンチップ・ガナッシH179.488915G.レイホールレイホール・レターマン・ラニガンH179.000107F.ローゼンクヴィストアロウ・マクラーレンSPC178.928113S.マクラフランチーム・ペンスキーC178.9141210A.パロウチップ・ガナッシH178.5791318E.ジョーンズデイル・コイン・レーシングH178.3801428R.ハンター-レイアンドレッティ・オートスポートH178.3571551R.グロージャンデイル・コイン・ウィズ・RWRH178.2201660J.ハーベイメイヤー・シャンク・レーシングH178.0901730佐藤琢磨レイホール・レターマン・ラニガンH177.8751848T.カナーンチップ・ガナッシH177.1791914S.ブルデーA.J.フォイト・レーシングC176.8782029J.ヒンチクリフアンドレッティ・スタインブレナー・オートスポートH176.8282159C.デイリーカーリンC176.5472220E.カーペンターエド・カーペンター・レーシングC176.2602321R.ヴィーケイエド・カーペンター・レーシングC176.217244D.ケレットA.J.フォイト・レーシングC174.803