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TCRジャパンシリーズ、2022年からコントロールタイヤをダンロップにスイッチへ

2021年08月20日 19:21  AUTOSPORT web

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2022年からTCRジャパンシリーズはダンロップがワンメイクタイヤを供給することになった。
8月20日、TCRジャパンシリーズを運営する日本TCRマネジメントは、2022年から3年間の契約で、住友ゴム工業株式会社のダンロップタイヤをコントロールタイヤとして採用することを決定したと発表した。

 世界各国でさまざまなレースに活用されているTCR規定のシリーズとして、2019年から日本でも全日本スーパーフォーミュラ選手権の併催としてスタートしたTCRジャパンシリーズは、初年度からハイレベルなツーリングカーらしい戦いが展開されてきた。

 そんなTCRジャパンだが、2021年までは横浜ゴムがコントロールタイヤを供給してきたが、2022年から新たにダンロップが3年契約を結ぶことになった。今後、レースで使用するスペックを厳選し、全チームによる合同テストを経て、2022年2月をめどに供給販売を開始する予定だ。

「TCRジャパンシリーズは2022年シーズンより、新たなタイヤサプライヤーをお迎えすることになりました。住友ゴム工業株式会社さまは、モータースポーツに対するグローバルな見識と情熱をあわせ持っておられ、私たちのシリーズをより高いステージに導いてくださると確信しています」と日本TCRマネージメント株式会社の倉下明代表取締役社長はコメントした。

「現在2021年シーズン途中ではありますが、2019年のTCRJスタートよりコロナ禍の中のむずかしいシーズンを通して、変わらぬご支援とご尽力をいただきました横浜ゴム株式会社さまには、深く感謝申し上げます。引き続き手を携えて、今シリーズを盛り上げていく所存です」

 また、住友ゴム工業株式会社の竹内二郎モータースポーツ部長は、「この度は、弊社製品をコントロールタイヤとして選定いただき誠にありがとうございます。TCRシリーズという、ヨーロッパやアジア各国、豪州、北米、南米等で人気のレースに携われることを大変嬉しく思います」とコメントした。

「今後は、安定した性能を発揮できるタイヤを開発・供給し、エントラントの皆さまがハイレベルなレースをお楽しみいただけるよう、ダンロップー丸となって取り組んでまいります。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます」