エアロディベロップジャパン株式会社(ADJ)は、ドローン向けのガスタービンと小型発電機を組み合わせたハイブリッド動力ユニットを開発しています。同社はこのたびシリーズAラウンドの資金調達を実施し、量産機の開発に着手しました。
空飛ぶクルマへの期待これまで、ドローンといえば総重量25kg以下の小型機がほとんどで、用途も測量・空撮・検査といったものに限られてきました。エアロディベロップジャパンの担当者は「そのような中、欧米を中心に、重量物・長距離輸送を可能にする大型ドローンの実用化、さらには空飛ぶクルマ(UAM=Urban Air Mobility)に対する期待が高まってきています」と話しています。この流れは日本にも波及しており、2022年に大型ドローンの目視外・有人地帯上空飛行の実現に向けた法整備が一気に進むと言われています。