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最終回から1年、『ハイキュー!!』のキャラクターたちはどうしてる……?

2021年08月19日 08:51  リアルサウンド

リアルサウンド

『ハイキュー!!』キャラたちの"今"を妄想

 昨年、最終回を迎えた『ハイキュー!!』。しかし、完結からちょうど1年となる7月20日にはTwitterでトレンド入りするなど、いまだ多くの人たちに愛され続けている。


 作中の2021年では、日向翔陽、影山飛雄を始めとした面々が日本代表としてオリンピックの試合会場に立った。実際に、日本男子バレーチームが決勝トーナメント準々決勝に進出が決定した際、アルゼンチンと対戦する可能性もあり、すわっ! もしや”世界一ゼイタクな内輪もめ”か……!?と浮足立ちかけてしまったが、実際はブラジルと対戦だった。


 作中では描かれなかったが、”オリンピック後”の彼らはどうしているのだろう。アルゼンチンに勝ったか負けたかは分からないが、どちらにしても「次は勝つ」とどちらかが言っているに違いない。このコロナ禍でどのような日々を送っているのか……僭越ながら、妄想してみた。


(参考:【画像】ハイキュー!!人気校のホワイトボード


■練習に明け暮れる日向&影山、そして烏野1年生組は


 息をするようにバレーボールに触れていたい日向と影山なので、どんな状況であれ練習はしているだろう。制限がある中での練習で、新たな強さを手に入れているかもしれない。


 オリンピック後に1年生組で会っていてほしいところだけれど、なかなか全員で集まることは難しいご時勢。オンラインで会っているだろうか。月島あたりが「わざわざオンラインでまで集まって飲み会なんかしなくていいデショ」などと言って、休日にオンラインランチをしているかもしれない。そこに日向のチームメイトが乱入してくる可能性もある。木兎光太郎にナチュラルにダメ出しされる月島蛍、わかっていて遠まわしにアドバイスしてくる宮侑……そしてそれを温かく見守る山口忠と谷地仁花……想像はいくらでも広がっていく。


■相変わらず仲が良い烏野3年生組は


 西谷夕と世界旅行に“ビュン”した東峰旭は無事に日本に帰って来ているだろうか。アパレルデザイナーだし、世界旅行中にどこかの国で刺激を受けて、ハイセンスなものを作り出している可能性も? 世界旅行はきっと刺激になっていること間違いなしだ。


 澤村大地・菅原孝支はオリンピックの試合を田中龍之介・清水潔子夫妻の自宅で観戦していたし、オンラインでの飲み会は定期的にやっていそうだ。菅原も澤村も公務員であり、この情勢で仕事がより大変になっている可能性はありそう(特に菅原)。そんな2人にとって少しでもくつろげる場所があったらいいなあ、と思う。


■海外組もいる音駒高校と黒尾は……


 学年関係なく仲良くやっていそうな音駒高校。夜久衛輔はロシアでプレーしているし、やっぱり会うとしたらオンラインになるだろうか。日本バレーボール協会に就職し、競技普及事業部に所属する黒尾鉄朗は、この状況下で観客が減ったことについて苦慮しているかもしれない。ピンチをチャンスととらえるか、新たなファンの獲得のためにさまざまな策を練っていることだろう。きっと、オリンピックで代表選手が活躍し、選手たちにも注目が集まっているはずだろうから、それぞれのコラボなども考えているかもしれない。影山と及川徹の対談ぐらい組もうとしそうだ(及川が受けるかどうかわからないけれど)。個人的には岩泉一と及川、牛島若利の座談会は観てみたい。妖怪世代の座談会はきっとメディアでもたくさんやるのだろうけれど、ちょっとコアなところも見てみたい。それこそ夜久とリエーフの対談とか、漫画家・宇内天満と日向の小さな巨人対談とか……ちょっとコアすぎるか、いやでも天童と牛若が共演するんだからありえなくないのでは!(一息)


■とにかくみんな元気に今日を生きていてほしい


 大学の医学部に進んだ白布賢二郎白布はどうしているだろう。スポーツを観る人に元気を、というフレーズがあるけれど、白布はきっと牛若のプレーに元気をもらっているだろう。大変なときだが、元気でいてほしい。


 青葉城西組は頃合いを見計らってアルゼンチンに行こうとしているかもしれない。花巻貴大は就職しただろうか。


 宮治のおにぎり屋はテイクアウトができるはずだから、変わらず繁盛していそうだ……などと考えていると、妙に温かな気持ちになって涙ぐみそうになってしまう。


 あなたの好きなキャラクターは一体どのように今を過ごしているだろうか。想像してみると、思いのほか元気になれるかもしれない。


(文=ふくだりょうこ)