[caption id="attachment_160002" align="aligncenter" width="800"] Galaxy Z Flip3 5Gは999ドルからと、ついに1000ドルを切った[/caption]単に折りたためるだけでなく、Galaxy Z Flip3 5Gは折り曲げた途中でヒンジをカチッと止めておくことができ、机やテーブルの上に置いたまま撮影が可能。自動的に動画を撮る機能などに対応しています。
先代のモデルとなるGalaxy Z Flip 5Gからの進化点としては、防水に対応したことや、折りたたんだときに使用するサブディスプレイが大型化していること、メインディスプレイが120Hzのリフレッシュレートに対応していることなどが挙げられます。Snapdragon 888を搭載したフォルダブルスマホとしては、破格の安さと言えるでしょう。
[caption id="attachment_160003" align="aligncenter" width="800"] 防水に対応し、水場での利用シーンが広がった格好[/caption]一方のGalaxy Z Fold3 5Gも、価格は1799.99ドルと前モデルから200ドルほど安くなりました。とは言え、日本円換算でもまだ20万円弱。決して安い端末とは言えませんが、Galaxyシリーズの最上位モデルとして、フォルダブルスマホで初めてSペンに対応しました。Galaxy Noteを発表しなかったのはこのためで、事実上、Galaxy Z Fold3 5GがGalaxy Noteを兼ねているからです。
一方で、フォルダブルスマホは、カメラやディスプレイの性能を強化する以上に、ユーザーにとって分かりやすい進化であることも事実。カメラやディスプレイの性能を単純に強化するだけのハイエンドモデルにはなびかなかったユーザーを引きつけるだけの魅力もあります。その意味で、Galaxy Z Flip3/Fold3 5Gの2機種は、ハイエンドモデルのすそ野を広げる1台になりうる可能性を秘めていると言えるかもしれません。日本での発売も今から楽しみです。