長編アニメ「劇場版 アーヤと魔女」の企画を務めた宮崎駿のロングインタビュー映像が公開された。
【大きな画像をもっと見る】インタビュー映像では宮崎が、原作である児童向け小説をアニメ映画にしようと考えたきっかけや、監督を務めている宮崎吾朗の起用に至る流れ、作品とアーヤの魅力、原作者であるダイアナ・ウィン・ジョーンズとのエピソードを語っている。宮崎は試写で観た「劇場版 アーヤと魔女」について「本当に手放しに褒めてるぐらい、あれを作るのは大変だったと思いますよ。ただストレートに、アーヤの負けてたまるか!ここにいてやる!っていう気持ちが貫かれていて、映画を作る覚悟をちゃんと踏みはずさないでやっていたから、本当によかった」とコメント。「しかもCG使ってるでしょ、どういう風にやるんだろうって思ったけど、それについても不満がなかったですね。だからスタッフが試写を観て帰ってきたとき、『あぁー面白かった』って席に着きましたよ。最大の褒め言葉だよね」「鉛筆で書かなくて、CGであることによって、解放されている」と3DCGについても太鼓判を押した。
2020年12月30日にNHK総合で放送されたスタジオジブリ初のフル3DCGアニメ「アーヤと魔女」に、新たなカットを追加した「劇場版 アーヤと魔女」。8月27日に公開を控え、ドルビーシネマでの上映も決定している。
■ 長編アニメ「劇場版 アーヤと魔女」
2021年8月27日(金)公開
□ スタッフ
原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ、田中薫子訳、佐竹美保絵/徳間書店刊
企画:宮崎駿
監督:宮崎吾朗
音楽:武部聡志
主題歌:シェリナ・ムナフ(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
配給:東宝
□ キャスト
寺島しのぶ、豊川悦司、濱田岳、平澤宏々路、シェリナ・ムナフ
宮崎駿の崎はたつさきが正式表記。
(c)2020 NHK, NEP, Studio Ghibli