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舘鼻則孝が仏教の「来迎図」に着想を得たシリーズの新作を発表、天王洲で個展開催

2021年08月16日 14:52  Fashionsnap.com

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Descending Painting, 2021 © NORITAKA TATEHANA K.K., Courtesy of KOSAKU KANECHIKA
アーティスト舘鼻則孝の個展「Descending Painting」が、天王洲のアートコンプレックスにあるギャラリーKOSAKU KANECHIKAで開催される。入場料は無料で、期間は9月4日から10月9日まで。新作約35点の展⽰を予定している。

 同展のタイトルでもある「Descending Painting」シリーズは、仏教において臨終を迎える際に、阿弥陀如来と菩薩が雲に乗り迎えに現れる場⾯を描いた「来迎図」に着想を得て制作。「⽣と死」やその「境界線」という視点から⽇本独⾃の死⽣観を描写している。
 今回の展覧会で新たに公開される「Descending Painting」は、幾層にも重なるレイヤー状の表現が用いられ、舘⿐が向き合う「視点」への強い関⼼が現れた作品となっている。

■舘⿐則孝「Descending Painting」期間:2021年9⽉4⽇(⼟)~10⽉9⽇(⼟) 会場:KOSAKU KANECHIKA 住所:東京都品川区東品川 1-33-10 TERRADA Art Complex 5階開廊時間:11:00~18:00 休廊日: ⽇、⽉、祝日電話番号:03-6712-3346