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エミネムの19歳養女が「ノンバイナリー」を告白 名前も“ホイットニー”から“スティーヴィー”に

2021年08月16日 13:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

エミネムの養女が「ノンバイナリー」とカミングアウト(画像は『Marshall Mathers 2018年10月16日付Instagram「KING KONG AINT GOT $#*!」』のスクリーンショット)
エミネム(48)の養女ホイットニーさん(19)が性認識に男性か女性かという枠組みにとらわれない「ノンバイナリー」で、現在の名前が“スティーヴィー”であると告白した。エミネムの元妻キム・スコットさん(46)の連れ子であるホイットニーさんは、2017年にバイセクシュアルであることをカミングアウトしている。

エミネムの養女ホイットニー・スコット・マザーズさんが、自身のTikTokで現在の名前が“スティーヴィー”であることを告白。代名詞として「They, She, He」を選び、「ジェンダーフルイド」「バイ」などのハッシュタグを付けた。

「ジェンダーフルイド(gender fluid)」は一定の性別を自認せず流動的に変化する人のことで、性別の定義にとらわれない「ノンバイナリー」のカテゴリーに含まれる。

スティーヴィーさんは自身のTikTok で「自分自身であることが、より快適になってきたことを見て欲しい」と記して、“ホイットニー”から“スティーヴィー”へと変化する過程をスライドショーで公開した。

まずはロングヘア時代の数枚の写真から、次第にショートヘアへと変化する様子が映され、それらには“ホイットニー”の名前と“彼女”の代名詞が添えられた。その後、ベリーショートヘアに鼻ピアスをした姿の写真が披露され、“スティーヴィー”の名前と“全ての代名詞”の言葉が付けられた。

キャプションには「永遠に成長し、変化し続ける」とのメッセージが記されている。

スティーヴィーさんはエミネムの元妻キム・スコットさんの連れ子で、2005年にエミネムが正式に養子縁組した。

エミネムとキムさんは1999年に結婚するも2001年に離婚、2006年に再度結婚したが3か月後に離婚申請した。キムさんはエミネムと最初の離婚後にタトゥーアーティストのエリック・ハッターさんとの交際しており、2人の間にもうけたのがスティーヴィーさんだった。当時、名前はホイットニーと名付けられた。そして2005年、キムさんと和解したエミネムがスティーヴィーさんを養子として迎え入れたのである。

エミネムはキムさんとの間に実の娘ヘイリーさんをもうけているほか、スティーヴィーさんに加えキムさんの双子の姉ドーンさんの子供であるアレイナさんも養子縁組している。ドーンさんは2016年に薬物過剰摂取のために死去した。スティーヴィーさんの実父エリックさんも、2019年に薬物過剰摂取により他界している。

スティーヴィーさんは2017年に自身のInstagramでバイセクシュアルであることをカミングアウト。すでに削除された投稿には「全国カミングアウトの日、おめでとう。私はバイセクシュアルです。あなたはそのままで完璧だし、愛は変わらないことを伝えたい。自分に正直に!」と記していた。

画像は『Marshall Mathers 2018年10月16日付Instagram「KING KONG AINT GOT $#*!」』『stevie 2021年6月17日付Instagram「call me Stevie (they/she/he)」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)