トップへ

「音」を聞くため携帯電話は封印、齋藤精一手掛ける芸術祭が無人島の猿島と奈良で開催

2021年08月13日 14:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館 Image by: いろいろ
ライゾマティクスなどを運営するアブストラクトエンジンの代表 齋藤精一がプロデュースする芸術祭「MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館」が奈良の奥大和で、「Sense Island 感覚の島 暗闇の美術島」が横須賀にある無人島 猿島で開催される。期間は、奥大和が10月9日から11月28日まで、猿島が10月30日から12月19日まで。

 奈良の雄大な自然を鑑賞することを目的とする「MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館」では、森、水、地をテーマとした吉野、天川、曽爾の3つのエリアに分かれており、美術家の西尾美也、アーティストの菊池宏子、写真家・アーティストの西岡潔、「ソトコト」編集長の指出一正などがキュレーターとして参加する。各コースは歩いて巡り、3~5時間かけて自然の中のアート作品を鑑賞・体験でき、他にも世界遺産の中を自分の足で歩くエリアや、3つのエリアを横断する企画、イベントも用意する。
 「Sense Island 感覚の島 暗闇の美術島」は2019年に初めて開催。フェリーで島に渡り、感覚を研ぎ澄まさせるために来場者は携帯電話を封して島内を巡った。今年も、「音」をテーマに島内で聴こえる音に感覚を向けるため携帯電話は使用しないようにするという。参加アーティストは井村一登、小野澤 峻、忽那 光一郎、筧 康明、齋藤精一、中﨑 透、細井美裕、mamoru、毛利悠子など。チケットは9月下旬より発売開始する予定だ。

■MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館会場:奈良県吉野町、天川村、曽爾村会期:2021年10月9日(土)~11月28日(日) ※会期中無休入場料:無料キュレーター:西尾美也(吉野エリア)、菊池宏子(天川エリア)、西岡潔(曽爾エリア)、指出一正(エリア横断)参加アーティスト:井口皓太、岩田茉莉江、上野千蔵、岡田将、KIKI、覚和歌子、金子未弥、菊池宏子+林敬庸、木村充伯、国本泰英、黒川岳、熊田悠夢、幸田千依、小松原智史、齋藤精一、坂本大三郎、菅野麻依子、鈴木文貴、力石咲、長岡綾子、中透、西尾美也、西岡潔、野沢裕、三原聡一郎、山田悠公式サイト ■Sense Island 感覚の島 暗闇の美術島場所:猿島一帯住所:神奈川県横須賀市猿島1番会期:2021年10月30日(土)~12月19日(日)の金土日および祝日と11月22日(月)入場料:未定(9月初旬発表予定)参加アーティスト:井村一登、小野澤 峻、忽那 光一郎、筧 康明、齋藤精一、中﨑 透、細井美裕、mamoru、毛利悠子などタイアップアーティスト:博展、ArtSticker公式サイト ■問い合わせ先:Sense Island 実行委員会事務局(横須賀市文化スポーツ観光部企画課)電話:046-822-8427(平日9:00-17:00)