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「MUJI 新宿」「無印良品 新宿」がリニューアル、軽食や日用品を扱う自動販売機が登場

2021年08月12日 17:41  Fashionsnap.com

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MUJI 新宿 Image by: 良品計画
良品計画が、新宿地区の中心部に構える2店舗「MUJI 新宿」と「無印良品 新宿」を9月10日にリニューアルオープンする。新宿ピカデリーに入居しているMUJI 新宿は、環境や社会課題を見据えた品揃え・サービスに特化。伊勢丹新宿店に隣接する無印良品 新宿では、「新宿通りのインフラ」となることを目指し、購入頻度の高い日用品や食品の品揃えを強化する。

 MUJI 新宿では、回収した製品を染め直し、新たな価値を持つ商品に再生させた「ReMUJI」を扱う無印良品最大の売場を新たに設置するほか、規格外のため販売できなくなった家具や生活雑貨が並ぶ常設売場「もったいない市」、国内店舗最大の「IDÉE」売場などを展開。ReMUJIでは、今まで染めに回せていなかった素材や色も対象となり、洗い直して古着として販売するほか、ほつれ・破れがあり今まで規格から外れていたものに関してもパッチワークなどの加工を施して再商品化するという。このほかリニューアル後は、無印良品の家具の品揃えが新宿エリア最大となる。
 また、無印良品の衣料品・ファブリックスや、化粧水ボトルなどプラスチック製品の回収に加えて、同店では不用になったユニット棚のパーツや紙袋、古本、保冷剤も対象とし、不用品の回収活動を拡大。缶詰・レトルト食品など家庭で食べきれず余っている食品を店舗で回収し、NPO団体を通じて必要としている人に届ける「フードドライブ」も導入する。店内レストラン「Café&Meal MUJI」ではフードロスを極力削減するため、今まで店頭のみで提供していたデリメニューのパック詰め販売を開始する。
 このほか、多様なバックグラウンドを持つ顧客に対応した売場を目指し、男女共用トイレを設置。車いすのアテンドサービスを行い、手話や多言語対応が可能なスタッフを配置する。
 無印良品 新宿では、1階に冷凍食品や日替わり弁当、セルフサービスのコーヒーを新宿地区で初めて導入。2階と3階に位置する「化粧品」「キッチン用品」「掃除・洗濯用品」「収納用品」を扱う日用品売場は、新宿地区の無印良品では最大規模となる。地下1階には定番の衣服雑貨を揃え、「靴下」「肌着・ホームウェア」の売場面積は2倍に拡大。店舗入口には24時間利用可能な自動販売機を5台設置し、軽食や飲み物、マスク、歯ブラシ、折り畳み傘などを販売する。