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FABRIC TOKYOが初のウィメンズ向けブランド「インセイン」を立ち上げ オーダーメイドのビジネスウェアを提供

2021年08月12日 13:12  Fashionsnap.com

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「インセイン(INCEIN)」のロゴ Image by: FABRIC TOKYO
オンライン発のカスタムオーダーファッションレーベル「ファブリック トウキョウ(FABRIC TOKYO)」を展開するFABRIC TOKYOが、初のウィメンズ向けD2Cブランド「インセイン(INCEIN)」を始動する。働く女性をメインターゲットに設定し、ブランド公式オンラインストアと西武渋谷店のOMOストア「チューズベース シブヤ(CHOOSEBASE SHIBUYA)」内にオープンする1号店で9月2日から販売を開始する。

 FABRIC TOKYOは、女性の社会進出が進むなか、働く際の服装の色や形などにおいて暗黙のルールが存在し、選択肢が限られている現状に着目。また、同社が20~30代の働く女性に実施した調査では、対象者の9割が既製品のサイズに不満を持った経験があることがわかったという。インセインでは「Every choice, always proud.」をコンセプトに掲げ、体型やスタイルの好みに合わせたオーダーメイドのビジネスウェアを適正な価格で提供することで、ジェンダーやバックグラウンドに関係なくあらゆる人が活躍できる社会の実現を目指す。
 ファーストコレクションは、シャツタイプやドレッシーなタイプなどビジネスシーンに適した3型のワンピースをラインナップ。生地のカスタムとの組み合わせは50通り以上になるという。デザインは「ハルノブムラタ(HARUNOBUMURATA)」のデザイナー村田晴信がデザインを担当した。同氏が手掛けたトップスやボトムス、アウターも順次展開する。
 1号店では、約10分で採寸が完了する3Dスキャンボックスを設置するほか、商品サンプルとカスタマイズ用の生地を展示する予定。生地はリサイクルポリエステルや天然素材など環境に配慮した素材も揃え、売上の1%を女性やマイノリティの地位向上のために活動をしている国内外のNGO・NPO団体に寄付するなど、サステナビリティ活動にも取り組む。
 FABRIC TOKYOの森雄一郎 代表取締役CEOはブランドの立ち上げについて「FABRIC TOKYO初の女性向けブランドを発表できて大変嬉しく思っています。服には着る人の見た目を変え、気持ちを変え、人生を変えるエネルギーが宿っていると私たちは考えています。インセインは東京・渋谷から始まりますが、強い想いとコンセプトをITの力に乗せて、世界中の女性の活躍を応援できるブランドへと成長させていけたらと思います」とコメントしている。

■INCEIN CHOOSEBASE SHIBUYAオープン日:2021年9月2日(木)場所:西武渋谷店パーキング館1階 CHOOSEBASE SHIBUYA住所:東京都渋谷区宇田川町21-1営業時間:CHOOSEBASE SHIBUYAの営業時間に準拠定休日:CHOOSEBASE SHIBUYAの休業日に準拠 インセイン:公式オンラインサイト ※9月2日から注文可能