そして、前後の集団から少し離れ、単独でトップ集団を追う。ウエットパッチに苦戦したこともあり、4周目には6コーナーでアウトに膨らみサム・ロウズ(Elf Marc VDS Racing Team)にかわされ6番手に落とす。7周目には最終セクターでトップ集団のラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)がミスをして小椋は5番手に浮上。9周目には6~7コーナーでロウズをかわし4番手まで戻し、約1秒先のトップ集団を追う展開になる。
それからファステストラップを記録しつつ、前方に1周コンマ1秒ずつ詰めていく。14周目にはトップ集団に追いつき4台で表彰台を争う位置まで戻した。しかし、16周目に入る頃に小椋にトラックリミットの警告が出される。翌17周目に1コーナーで3番手に浮上。しかし3コーナーでアロン・カネト(Aspar Team Moto2)に抜き返される。