日本勢のメダルラッシュもあり、白熱した東京2020オリンピック。17日間が怒涛の如く過ぎ去って、気がつけばもう閉会式です。
開会式同様、閉会式も地上波で放送予定。
どのようなフィナーレを飾るのか、放送前にコンセプトなどをチェックしておきましょう☆
【地上波では「NHK総合」で放送】
閉会式の会場となるのは、開会式も行われた東京・新宿区のオリンピックスタジアム(新国立競技場)。
放送日時は2021年8月8日20時~22時30分。
地上波では「NHK総合」、BS/CSでは「NHK BS4K」と「NHK BS8K」で放送されます。
【どんな閉会式となるのでしょうか】
閉会式のコンセプトは「Worlds we share(私たちが共有する世界)」。
本来ならば「世界=The World」と表記するところを、「Worlds」と表記することで、1人ひとりが異なる世界を持っている様を表現。
「それぞれが持つ異なる世界を共有しあって生きている」ということを表しています。
オリンピックは、異なる個性・文化・経歴を持つ人々が、スポーツを通して互いに高め合い、理解し合う場。
たとえ同じ場所にいられなくても、同じ感動をシェアできたことを忘れずに、未来へとつなげていけるセレモニーになることを目指しているようなんです。
【4つの式典に込められた思い】
また、オリンピック・パラリンピックの開・閉会式共通のコンセプトは「Moving Forward(前進する)」。
このような状況で開催される大会だからこそ、
・スポーツの力で世界中をつなげ、未来に向かって希望を生み出す場にしていきたい
・前を向いて生きるエネルギーを、1人ひとりに届ける時間にしたい
・今までの常識を変えて、よりよい当たり前をみんなで作っていくチャンスにしたい
という思いが込められています。
1つの大会の終わりでありながら、パラリンピックにとっては「スタートの合図」ともいえる閉会式。
現地にいけないぶん、テレビを通して見届けたいものです。
※開始・終了の時刻については変更になる可能性があります。
参照元:東京2020オリンピック競技大会公式ウェブサイト、Olympics.com
執筆:田端あんじ
Photo:(c)Pouch