ベトナム風お好み焼き「バインセオ」。
食べたことはないけど、見た目はオムレツの中身が出ちゃっているように見えてなんだかとっても気になる料理です。これって一体どんなお味がするのでしょう?
カルディに自宅で挑戦できる「バインセオセット」が売られていたので、作ってみることにしました!
【ミックス粉とたれ入り】
「バインセオセット」はミックス粉とヌクチャムたれ入りで税込324円。1袋で4食分のバインセオが作れます。
ヌクチャムとはベトナムの万能つけだれのことで、バインセオの他には麺料理などにも使われるのだとか。
具材は、パッケージの写真と裏面に記載されている材料を参考にエビ、豚肉、玉ねぎ、もやし、水、サラダ油、サニーレタスを用意しました。
【豚肉とエビはあらかじめ焼いておくよ】
まず中身の豚肉とエビを焼いておきます。茹でてもいいみたいです。
ミックス粉は、混ぜるときにダマになりやすいので菜箸よりも泡立て器を使うのがおすすめ。
完成したバインセオの写真は黄色っぽいので卵を使うのかと思いきや、水で溶くだけでOKでした。クレープ状に薄く生地を焼いていきます。
【もやしと玉ねぎは蒸し焼きに】
生地の表面が乾き始めたら、具材を半分に寄せて配置。ふたをして玉ねぎともやしを蒸し焼きにします。
つづいてサラダ油をフライパンのふちから回しかけて、生地のふちを揚げ焼きにします。これって日本の料理にはあまり使わない手法ですよね。
ふちがぺろっとめくれてきたら半分に折って完成。見た目はクレープのように柔らかそうですが、米粉が使われているからなのかパリッと固めの感触。フライ返しで簡単に折ることができました。
具材は完全に包まずに、見えていてオーケーみたいです。
【めっちゃくちゃ美味しくて笑っちゃうよ】
パッケージ写真を参考に、ヌクチャムたれとサニーレタスもお皿に盛ってみました。やっていることはシンプルなのですが、我ながらものすごく手が込んで見えます。
食べ方がいまいちわからなかったので、ネットで検索してみると、サニーレタスにバインセオをのせて、ヌクチャムたれをかけて、包んで食べるのが正解っぽいです。
サニーレタスでくるくると包むと、イメージはお好み焼きというよりも生春巻きに近づいたかも。
ほおばると、ちょっと火の通りが足りないかなと心配していたもやしと玉ねぎはシャキシャキした歯ごたえを残していて最高の出来栄え。
生地はパリッとしていて、薄いながらも存在感が大きい。しっかり味がついていますし、ココナッツミルクの香りがたまりません。
そして一気にエスニック感が高まる謎の調味料だったヌクチャム! なにこれめちゃくちゃうんまいんですけど!!!! ナンプラーとも違って、ほんのりピリ辛だけど甘い。にんにくも効いています。
エビと豚は分けても良さそうですが、どちらも一緒に包むとボリューム感がマシマシで大満足の食べごたえに。これは野菜もタンパク質もたっぷりで、優秀な夏ごはんなのでは!
【サニーレタスで包むの最高】
ちなみにサニーレタスは、ただ見栄えをよくする飾りではなく、バインセオを完成させる最高の食材でした。絶対にサニーレタスは買っておいてくださいねっ。
生春巻きが大好きな人、焼き肉行ったら絶対サンチュ頼む人なら大好物になること間違いなし。この両方に当てはまる私は、今度カルディに行ったら「バインセオセット」を3袋追加で買い足そうと思います!
参考リンク: KALDI
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch