2021年08月03日 13:11 弁護士ドットコム
埼玉県飯能市は8月2日、8月7日から緊急事態措置が終わるまで飯能河原を閉鎖すると発表した。市の担当者によると、7月22日からの4連休中、1日あたり60~70のテントが張られ、マスクをせずにBBQなどをする人たちであふれたという。
【関連記事:花嫁に水ぶっかけ、「きれいじゃねえ」と暴言…結婚式ぶち壊しの招待客に慰謝料請求したい!】
県南東部や都内ナンバーの車が多くみられたこともあり、市の担当者は「住民の心配もあって、閉鎖もやむなしという判断に至った。地域に住む住民の健康のためにもご理解とご協力をお願いします」と呼びかけている。
市の担当者によると、飯能河原は住宅地と隣接しており、4連休中にも住民から感染拡大を心配する声が数十件寄せられた。こうした状況は春先から続いており、ゴールデンウィークには警察への110番通報が100件以上相次いだという。
4連休中は県や市の職員が巡回し、チラシを配りながら「飲食をやめてください」「マスクをしてください」と呼びかけたが、「一切聞いてくれない状況」だったという。
ツイッターでも8月に入り「月曜はゴミの置き捨てが多い」「近隣の飯能河原から笑い声がとんでもなく響いてくる」といった声が投稿されていた。
今後は出入り口付近に閉鎖を呼びかける大きな看板を表示し、バリケードやロープなどを張る予定だという。