2021年F1ハンガリーGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は7位でフィニッシュ、5回目の入賞を果たした。
スタート時、ウエットコンディションだったため、16番グリッドからインターミディエイトタイヤでスタート。1周目に多重クラッシュが発生、5番手に上がったところでレースは赤旗中断となった。再びインターミディエイトでスタートを切るが、路面が乾いていたため、すぐさまミディアムに交換、序盤は4番手を走行。22周目にハードタイヤに履き替え、70周のレースの最後まで走り切った。レース中盤は6番手を走ったが、49周目にピエール・ガスリーの後ろに下がった。レース終盤、ターン2でスピンを喫する場面もあったものの、順位に変動はなく、7位でフィニッシュした。
レース後、2位のセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)が失格になるという裁定が下った。これによりリザルトが修正されるなかで、角田は6位に繰り上がった。しかし、アストンマーティンはその後、上訴の意志を正式に示したため、暫定的にリザルトにベッテルの名前がとどめられた。そのため、角田の順位は現時点では7位になっている。
■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
角田裕毅 決勝=7位(暫定)
1周目を終えて5番手にポジションを上げられたことには満足しています。今週末はずっとマシンに苦しんでいましたが、レースでのペースは問題なく、チームに貴重なポイントを持ち帰ることができました。
僕にとっては、レースが始まるまではとても厳しい週末だったので、サマーブレイクでリセットするとともに、スパに向けて何が必要か確認していきます。後半戦では、安定してポイント獲得を果たしていければと思います。