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「ちびまる子ちゃん」“ゲスト声優まつり”にかまいたち出演、恋する高校生と友人役

2021年08月01日 08:04  コミックナタリー

コミックナタリー

「まる子、青春高校生に会う」より。 (c)さくらプロダクション/日本アニメーション
TVアニメ「ちびまる子ちゃん」にかまいたちの山内健司と濱家隆一、フジテレビアナウンサーの井上清華がゲスト出演する。

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8月放送の「ちびまる子ちゃん」では、「まるちゃん大好き!8月のゲスト声優まつり」と題した企画を展開。5週連続でゲスト声優が登場する。かまいたちは8日放送回「まる子、青春高校生に会う」に登場し、好きな女性にどのようにアプローチしていいかわからない純な高校生Aを濱家、そんな友人を応援している高校生Bを山内が演じた。井上は15日に放送される「まる子、町をパトロールする」で、福岡から引っ越してきたばかりの小学3年生・せい子に声を当てた。

「ちびまる子ちゃん」シリーズのファンだという濱家は「コミックスももちろん持っていて、映画も全部見ているんです。そこに出られるっていうのが、まだウソみたいですね。もう録り終わったけど、まだしっくりきてないというかピンときてないです」と喜びのコメント。山内も「いろんなテレビ番組に出させて頂いていますけど、『ちびまる子ちゃん』に出られるってなかなか無いので、頑張ってきてよかったなって思います」と述べた。井上は「夢みたいっちゃけど、『ちびまる子ちゃん』にゲスト声優として出演することになったと。バリうれしいです!もう本当に不慣れながら頑張ってアフレコしたけん、是非見てください!」と博多弁を交えてコメントしている。

なお本日8月1日の放送回にゆりやんレトリィバァが登場するのは既報の通り。4週目となる8月22日の放送にはロバートの秋山竜次、馬場裕之、山本博が、5週目の8月29日には上白石萌音が登場する予定だ。

■ かまいたちコメント
□ 「ちびまる子ちゃん」に出演すると決まったときの感想
濱家隆一(以下濱家) 僕は「ちびまる子ちゃん」がホンマに好きで、コミックスももちろん持っていて、映画も全部見ているんです。そこに出られるっていうのが、まだウソみたいですね。もう録り終わったけど、まだしっくりきてないというかピンときてないです。
山内健司(以下山内)濱家まではいかないですけど、ずっと「ちびまる子ちゃん」を見て育ってきた世代なので、まず親が喜ぶ仕事だなと思いますね。ついに「ちびまる子ちゃん」に出させてもらったのかと。いろんなテレビ番組に出させて頂いていますけど、「ちびまる子ちゃん」に出られるってなかなか無いので、頑張ってきてよかったなって思います。
濱家 お笑いやっていて本当によかったなって思います。

□ 実際に演じてみて感じた手応え
濱家 体感ですけど、40%くらいしかできていないなと思います。こんなに難しいのかと思いましたね。ボクらが先に声を録らせてもらったんですけど、今からその声を聞く声優の皆さん、びっくりするんちゃうかなと思います。
山内 (他の声優さんたちと)一緒に録るとかじゃ無くてよかったよな。とんでもなく足を引っ張ってたよな。先にやらせて頂いて、迷惑も最小限にできたかなと思います。

□ 自身の高校生時代の恋のエピソード
濱家 体育祭があって、各クラスの応援団長を出すんです。その応援団長を僕がやってたんですけど、団長の衣装を作るんです。その衣装の背中に、当時の彼女の名前をでっかく書いて、それがいまだに卒業アルバムに載っているのがめっちゃ恥ずかしいですね。青春してたなって思います。
山内 僕は、当時彼女が初めてできて、自転車通学だったんですけど、好きすぎて、毎日彼女の家まで自転車で迎えに行って、帰りも送ってから家に帰ってたんです。僕の家から学校までが7kmで彼女の家から学校までが7kmで、ちょうど真ん中に学校があるみたいな距離だったんで、大人になってから計算してみたら、毎日学校行くまでに片道21km、で帰りも21km、なので毎日42km自転車通学していたんですね。いまだったら考えられないですね。当時は高校生だからできた事やなと思います。

□ 演じるうえで気をつけたこと
濱家 ボリュームとか感情の感じとかが、台本を見ていてもつかめなかったんで、ホンマに難しかったですね。
山内 ウワサには聞いてたんですけど、セリフのない所でも“あ~”とか“う~”とか、あんなんしたことない。
濱家 一応読んでやってたんですけど、自分のイメージしていたのとは全然違う、(声優さんは)こんな難しいお仕事されてるんだなと思いましたね。一番むずいかも、これまでの経歴の中で。
山内 一発目の、一番気合入れてやったところで監督からカットがかかって、“棒読みだね”って言われましたね。
濱家 肛門がきゅっと締まりました。

□ 視聴者へのメッセージ
濱家 夢がかなったって言う言い方は違うかもしれないけど、まさかこんなハッピーなことが起こると思っていなかったので、全力でやりました。楽しんで頂けたらなと思います。だいぶ甘めに見てください。
山内 全力でやらせて頂いて、仕上がりがめちゃくちゃ楽しみです。本当に必死で食らいついてんなっていうのを見て頂きたいです。

■ 井上清華コメント
□ 「ちびまる子ちゃん」に出演すると決まったときの感想
驚きと同時にとてもうれしくて、夢のようでした。アナウンス室の先輩が以前声優に挑戦しているのを見て、“うわ~、ステキだな、まる子ちゃんと共演できるなんてうらやましいな”と思っていました。まさか私が挑戦できる日が来るとは夢にも思っていなかったので、このお話を聞いた時は喜びで、本当に飛び上がりました!

□ 演じたキャラクターについて
どんなキャラクターになるのかドキドキして待っていたのですが、まるちゃんと同年代の本当にかわいらしい女の子に描いて下さってありがたかったです。母にアニメの映像を見せたら、そっくりだと驚いていました。ちょっといじけてふくれる所とか、性格も幼い頃の私にそっくりだそうです。あと泣き顔も(笑)。自分に似ているキャラクターなので、とても愛着が湧きましたね。

□ 実際に演じてみた感想
声優さんたちの技術が、どれだけ素晴らしいのかを改めて感じました。声だけで演じることは想像以上に難しかったです。“きゃー”というセリフ一つでも、自分がイメージしているまるちゃんたちの世界に溶け込めなくて。でもたくさんご指導していただき、楽しむことができました。

□ 博多弁を交えて視聴者へのメッセージ
夢みたいっちゃけど、「ちびまる子ちゃん」にゲスト声優として出演することになったと。バリうれしいです!もう本当に不慣れながら頑張ってアフレコしたけん、是非見てください!