女優ジェイミー・リー・カーティスが、このほど雑誌インタビューの中で25歳になる子供がトランスジェンダーであることを公表した。これまでトーマスさんという名前で知られていた息子だが、現在はルビーと名乗っており、来年結婚予定であることなども明かしている。
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抜群のプロポーションとトレードマークとも言えるベリーショートのヘアスタイルでおなじみのベテラン女優ジェイミー・リー・カーティス。芸能一家に生まれたジェイミーは、数多くのテレビドラマや映画に出演する傍ら、児童書作家として活躍するなど多彩な才能の持ち主として知られる。プライベートでは1984年に俳優兼監督のクリストファー・ゲストと結婚、男女2人の子供を養子に迎え入れた。
これまで度々身内同伴でレッドカーペットに姿を現してきたジェイミーは2016年、映画『ウォークラフト』のプレミアに息子トーマスさんと見事なコスプレ姿で登場。仲良し親子の競演ぶりが話題をさらった。そんなトーマスさんは現在25歳になるが、ジェイミーはこのほど登場した雑誌『AARP』のインタビューの中で、トーマスさんがトランスジェンダーであることを公表し注目を集めている。
ジェイミーは息子のトーマスさんがルビーさんという女性になる過程を、夫とともに「感嘆の念と誇りを持って」見守ってきたそうで、
「娘とフィアンセは来年、私が司式を務めるウェディングで結婚する予定になっているの。」
と嬉しいニュースをシェアしている。現在ルビーさんはコンピューターゲームのエディターを、34歳になる既婚の娘アニーさんはダンスのインストラクターをしているそうで、ジェイミーはいつの日か孫が誕生することを強く願っている―とも明かした。
時代やライフスタイルの変化に伴い、モノやキャリア、人間関係などにおいて「日々コンスタントに断捨離を実行している」というジェイミー、近年はトランスジェンダーの子を持つ親として「ジェンダーは固定されたもの」という“古い考え”も思い切って捨て去ったようだ。このたびの告白はもちろんルビーさんの了承を得た上でのことだが、ネット上では
「素晴らしいファミリー」
「子供をサポートする姿が素敵」
といった称賛が集まる一方で、
「身内のプライベートに関しては秘密にしておくべき」
「25歳といえば立派な大人。わざわざ公表する必要はなかったのでは?」
といった声もあがっているようだ。
ちなみにハリウッドでは昨年12月、映画『JUNO/ジュノ』などで知られるカナダ出身のエレン・ペイジがトランスジェンダーであることを公表、名前をエレン・ペイジからエリオット・ペイジに改名したことを明かして話題を集めた。
画像3枚目は『Jamie Lee Curtis 2021年7月28日付Instagram「I’m in THE PINK!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)