アルファロメオのリザーブドライバーであるロバート・クビサは、ハンガロリンクで行われるF1第11戦ハンガリーGPにおいてフリー走行1回目を担当する。クビサがFP1に出走するのはこれで今シーズン3度目となる。
クビサは第4戦スペインGPと第8戦シュタイアーマルクGPでもアルファロメオのC41を走らせたが、今回もまたアルファロメオに技術面においてのフィードバックを提供することになる。
36歳のクビサは、2017年にルノーのR.S.17のテストを行ったまさにそのコースでフリー走行に参加する。それは2011年にラリーでの事故で右前腕部が部分的に切断されるような怪我を負ってから6年後のことだった。
今週末の開催地が彼の母国ポーランドに近接していることから、金曜日のフリー走行1回目は、ポーランド人サポーターが強力に結束してサポートするだろう。
「マシンに戻ってくるのはいつでも素晴らしいことだよ。特にカレンダー上でポーランドに1番近いブダペストならなおさらだ」とクビサは語った。
「いつもスタンドにはポーランド人のファンたちがたくさんいるんだ。金曜日にガレージを出るときには、僕を歓迎するたくさんの国旗が見られるだろう」
「もちろん1度マシンに乗れば、チームに貢献するためにベストを尽くすことに集中する。エンジニアがマシンのセットアップをする手助けをするんだ。中団グループの差は非常に小さいから、どのような改良もとても重要になってくる」
アルファロメオF1チーム代表であるフレデリック・バスールは、「ロバートは今シーズンこれまでに、チームのために本当に素晴らしい仕事をしてくれている。我々はブダペストで彼がマシンに戻るのを楽しみにしている」と述べた。
「彼の技術面におけるフィードバックは、我々がマシンのセットアップを行うのに本当に役に立っている。シーズンが進むにつれて、彼がパッケージからより多くのものを引き出す助けをしてくれると確信している」