マンガ家、作家などが多数在籍する俳句同人・傍点の同人誌「傍点」創刊号が発売された。同誌にはウラモトユウコ、オカヤイヅミ、鶴谷香央理の描き下ろし作品が収録されている。
【大きな画像をもっと見る】傍点は、作家の長嶋有が主催して立ち上げた俳句同人。「長嶋有が俳句に対する考えを深めるための活動」というコンセプトのもと、実験的句会や特殊な吟行、Web上での公開句会などの試みを重ねてきた。同人誌「傍点」は、その活動の集大成と言える内容になっている。ウラモト、オカヤ、鶴谷はそれぞれ「裏」「茅」「鶴」という“一文字俳号”を持っており、それぞれ自作の俳句とマンガで参加。そのほか同誌には俳人・池田澄子のロングインタビュー、俳句同人誌「恒信風」初代編集長でジャズ評論家の村井康司のインタビューなども掲載された。
販売は公式BOOTHでの通販ほか書店でも行われ、文学フリマへの出展も予定。今後の活動や販売情報については傍点のTwitterアカウントで告知される。