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声優・楠木ともり、朗読と歌唱で織り成す配信ライブ開催!3rd EPを今冬発売

2021年07月26日 18:02  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
声優、そしてアーティストとして活躍する楠木ともりが、2021年7月25日(日)に、配信限定ソロライブ『Tomori Kusunoki Story Live 「LOOM-ROOM #725 -ignore-」』を開催した。

昨年12月22日に実施された「Kusunoki Tomori Birthday Candle Live『MELTWIST』」以来となる自身2度目の配信限定ソロライブは、ひとつの楽曲を歌詞の朗読とライブパフォーマンスという2つの異なる側面から追求していく構成。朗読パートでは配信ならではの映像演出も用意され、非常にコンセプチュアルな内容で観る者を圧倒させた。

ライブタイトルにも用いられた「LOOM-ROOM #725」のルームプレートがかけられた部屋に楠木が入るところから始まる今回の配信ライブ。室内にある書棚から1冊の本を取り出すと、彼女は椅子に座り「アカトキ」の歌詞を朗読し始める。普段の歌唱スタイルとも異なる、声優としての魅力が余すところなく伝わるこの表現は、彼女のライブスタイルに新たな可能性をもたらしたのではないだろうか。朗読を終えると、バンドメンバーがスタンバイする部屋へと移動し、そのまま「アカトキ」をグルーヴィーな演奏に乗せて歌唱。歌詞の朗読を経て聴くことで、ひとつの楽曲の世界観により深く浸ることができたはずだ。

以降も 1st EP『ハミダシモノ』、2nd EP『Forced Shutdown』収録曲の数々を、歌詞の朗読を交えながら披露。ライブパートではスタジオ音源に忠実なアレンジから、バンド編成にあわせた新たなアレンジまで、曲ごとに聴き応えのあるものばかり。熱のこもったバンド演奏にあわせ、楠木も情感豊かな歌声を響かせていく。また、朗読パートでは歌詞の読み方や表現を曲ごとに少しずつ変えることで、その歌詞の中で描かれる主人公の心情や楽曲の世界観がよりリアルさを増し、続くライブ歌唱を通じてその曲が体に染みわたっていく。こうした説得力の強いパフォーマンスができるのも、声優活動とアーティスト活動の双方に全力を注ぎ込んできた楠木ならではと言える。

オープニングからエンディングまでストイックなまでにこだわり抜いた今回のオンラインライブ。このライブを通じて、声優/シンガーソングライター/アーティストというさまざまな顔を持つ楠木ともりのずば抜けた才能や個性をたっぷり体感できるはずだ。なお、同ライブは8月1日(日)23:59 までアーカイブ視聴可能となっている。

そしてライブの最後には、3つの新情報を解禁。1つ目は、1カ月後の8月25日(水)に配信開始となる新曲情報。「タルヒ」というタイトルと、手紙を読み上げるような楠木のボイスのみが公開され、果たしてどのような楽曲になるのか期待感が高まる。

2つ目は、「correlatlas.com」のオープン。パスワードを入力するとエントリーすることのできる謎のサイトとなっており、“音と言葉”からうまれた人々が住まう「コリレイトラス街」を垣間見ることができる。どのような内容になっているのかは完全に謎に包まれているので、ぜひパスワードを入手してアクセスしてほしい。

そして最後に、3rd EPが今年の冬にリリースされることが決定。1st EP『ハミダシモノ』・2nd EP『Forced Shutdown』に続いて、次作も楠木ともりの多才さがどのように発揮されるのか、続報を楽しみに待ちたい。

さらに、現在発売中の1st EP・2nd EPを対象ページより購入すると、今回のライブ写真を使用した限定ポストカードがプレゼントされるキャンペーンも8月1日(日)まで開催中となっている。各詳細は公式サイトにて。

(Photo by 藤井拓)