夜麻みゆき「天秤の代理編」の続編制作へ向け、CAMPFIREで支援を募集
2021年07月26日 16:18 コミックナタリー
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「刻の大地」は異世界オッツ・キイムを舞台に、魔物と心を通わせる少年・十六夜と聖騎士カイ、ダークエルフのジェンドという3人の旅を描くファンタジー。未完のまま連載終了となっていたが、2017年のクラウドファンディング企画「塔の戦い編完結プロジェクト」の成功を経て、15年ぶりに連載を再開していた。2019年には「塔の戦い編」の続編「天秤の代理編」執筆のため、再びクラウドファンディング企画を立ち上げ、その成功を受けて単行本「刻の大地 天秤の代理編」が発行された。
今回のプロジェクトでは、前回のプロジェクトで制作された「十六夜編」「ジェンド編」に続く、「カイ編」「イリア編」が描かれる。「カイ編」では、カイの騎士時代の知り合いが登場。「イリア編」ではイリアたちに巻き起こる、不思議な出来事が展開される。夜麻はCAMPFIRE内のプロジェクトページで「『カイ編』『イリア編』のプロットを調べてみると、2019年に『十六夜編』『ジェンド編』と一緒に作ってました。 長らく寝かせてた物語です。 是非！ つづきを描かせて下さい」と、今回の作品への思いを語った。
目標金額は1100万円。プロジェクトは3000円から支援が可能で、支援者には単行本、お礼メール、直筆イラスト、サイン色紙、原稿の「複製キャンバス」、ケース・ポスター付きの特装版単行本など、支援額に沿ってリターンが用意されている。締め切りは8月31日。集めた資金はマンガ制作の必要経費、作画アシスタント費用、製本やグッズ生産の費用に使われる。また資金が集まれば「天秤の代理」シリーズが無料公開に。2022年春頃よりWebマンガサイトのマンガ図書館Z、ART streetで、月15ページ前後更新されていく。
■ 夜麻みゆきコメント
「刻の大地」では、まだまだたくさん、描きたいことがあります。
前回の「『刻の大地』新章『天秤の代理編』制作プロジェクト」は「天秤の代理編 1巻」が最終目標でした。
今回のプロジェクトは2巻目の支援募集です。
こちらのシリーズは刻の大地の世界観に踏み込む話として、より深く、2巻3巻と続けていきたいと考えております。
皆様ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
