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沢口愛華の”新章”を告げる名作グラビアを『ヤンマガ』で披露 心揺さぶられるカットを連発

2021年07月22日 17:01  リアルサウンド

リアルサウンド

沢口愛華

 沢口愛華が7月19日発売の『週刊ヤングマガジン』34号(講談社)の表紙&巻頭グラビアに登場した。この春高校を卒業し、4月からフリーランスとして活動していたが、6月末には芸能事務所・インセントに所属することを発表。同時に名古屋から上京し、東京での本格的な芸能活動をスタートさせた。


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 今や数々のグラビア誌の表紙を飾り、「カバーガール大賞」で史上初の4冠を獲得した沢口愛華だが、その始まりは同誌主催の「ミスマガジン2018」で受賞したグランプリがきっかけ。出発点で見せる新境地の姿。その凛々しい表情に注目だ。


■新しいスタート


 この夏始まる、沢口愛華の新しい挑戦。最初のカットでは、「ミスマガジン2018」で着ていたような真っ白なビキニ姿で、まっすぐ佇んでいる。あの頃と同じように、サラサラと風になびく黒髪と潤いのあるまっすぐな瞳。3年経ってもそのピュアさは変わらないのに、その表情からは今までになかったほどの覚悟と熱が感じられる。グラビアが変えた一人の少女の運命。夢の東京進出。新しい人生はまだスタートしたばかりだ。


 将来のことを真剣に考えたとき、人は一気に大人びた表情を見せるものなのかもしれない。ずっと楽しく遊んでいられたら幸せだけれど、なかなかそういうわけにもいかない。自分だからできること、自分のやりたいこと。未来は、手に負えないくらい大きいようだ。飾り気のない布地にさりげなくレースが施された緑色のランジェリー。真っ白な壁を背景にまっすぐ写る沢口愛華の今の姿。ほんのり開いた口元から発せられる第一声は、一体どんな言葉だろうか。感じること、考えることも、徐々に変化していくと思うと、スタート地点に立つこの瞬間の姿をじっくり見つめていたくなる。


 全体的にすっきりとした背景とシンプルなビキニで、沢口愛華の存在をストレートに伝えてくれているのが印象的だ。伊達にグラビアを続けてきたわけではない。誇張も矮小化もせず、ありのままの自分を写真に残す度胸だけは譲れない。周囲からいろんな声が聞こえてくるけれど、私は私の決めた道を行く。いつだって、そんなふうに人生を選択していきたい。最後、赤いドレスで草原に立つカットが掲載されている。ナチュラルな沢口愛華の大人びた表情が見られた気がした。その素直な人柄で、果てしなく未来を描き続けてほしいと心揺さぶられるグラビアだった。


■とり
日々グラビアに勇気と希望をもらって生きており、 グラビアを熱くドラマチックに語るのが趣味。 読んだ後に心が豊かになるような文章を心がけています。 好物はカレーとサーモンです。