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ビリー・アイリッシュ、ネット上に残る自身の過去について語る「誰もが自分の過去は恥ずかしいもの」

2021年07月21日 14:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「誰でも過去は恥ずかしいもの」とビリー(画像は『BILLIE EILISH 2021年6月13日付Instagram「i’m tireeeddddddd」』のスクリーンショット)
米歌手ビリー・アイリッシュ(19)が、豪版『VOGUE』のインタビューに応じて「誰もが自分の過去を信じられないほど恥ずかしいと思っている」と語った。ビリーは先月、アジア人差別をしたとみられる過去の動画が流出したことから非難が殺到、後日SNSで謝罪していた。

豪版『VOGUE』8月号の表紙を飾ったビリー・アイリッシュが、ネット上で公開されている自身の過去の情報について語った。

ビリーは「最も奇妙なのは、一度ネットに掲載されたものは何も消えないということ。私が15歳の時に行ったすべてのインタビューは今でも公開されていて、常にそのことを考えている」と明かし、このように続けた。

「世界中の人々があなたの人生のあらゆる側面を見て、それを回想できるなんて本当に奇妙なこと。インターネットは、みんなの過去を持ち出して話題にする。それで私は『誰もが自分の過去を信じられないほど恥ずかしいと思っていることを、みんなは理解していないの?』って感じだった。」

「つまり、誰でも自分の過去が恥ずかしいから、他人も恥ずかしいってことを考えなかったのかってことよ。」

ビリーは今年6月、過去にアジア人訛りの英語を話したり、中国人を侮辱する言葉を口にしているとみられる動画が流出し、激しい批判を浴びせられた。

その後、ビリーはInstagramストーリーで謝罪文を公開し、映像は自身が13歳か14歳の時に撮影されたものだと説明。中国系人種を侮辱するスラングを口にしたことについては「ある歌を口パクしていたけど、当時はこのスラングがアジア人に対する侮辱的な言葉だと認識していなかった」と伝えた。

またアジア人訛りの英語を真似したことについては「子供の頃からやっていた、くだらなくて、ちんぷんかんぷんな作り物の声なだけ。決して誰かのことや言語や訛り、文化などを真似したものではない」と述べていた。

そして「当時の私の年齢や無知さは関係なく、苦痛を与えたという事実に言い訳はできない。そしてこのことを申し訳なく思っている。悪気があったわけではないけれど、この言葉を聞いた人々を傷付けるだろうと考えると胸が引き裂かれそうだった」と謝罪した。

豪版『VOGUE』のインタビューでビリーは、ブリトニー・スピアーズの後見人制度についても言及した。

「本当に恐ろしいことを、多くの女性が経験してきている。今日の今日までね。私を騙そうとするチームなんていなかったわ。だけどあんなのは凄く稀だし、あれ自体かなり滅茶苦茶なことだと思う。」

「有り難いことに、私のことを利用したり、過去に人々がやったようなことをしない優秀な人達に私は囲まれている。このことに感謝しなければいけないわ。」

画像は『BILLIE EILISH 2021年6月13日付Instagram「i’m tireeeddddddd」』『Vogue Australia 2021年7月16日付Instagram「#BillieEilish is our August cover star!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)