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東京五輪に伴う大規模な交通規制、千駄ヶ谷エリアを中心にアパレル店舗に影響

2021年07月19日 20:12  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

「ロンハーマン」公式フェイスブックより
東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に伴い、東京都内では大規模な交通規制が敷かれた。オリンピック開会式が行われる7月23日、閉会式の8月8日、パラリンピック開会式開催日の8月24日、閉会式の9月5日は、青山通りや外苑通りなど会場周辺の道路を中心に通行止めエリア・車両進入禁止エリア等を設ける。

 競技のメイン会場となる建築家の隈研吾設計の新国立競技場(オリンピックスタジアム)は千駄ヶ谷エリアに位置しており、同エリアには「アトモス」「ループウィラー(LOOPWHEELER)」「サイ(Scye)」「カナダグース(CANADA GOOSE)」など様々なアパレルショップが営業している。
 「ロンハーマン」千駄ヶ谷店では、SNS上で交通規制に伴う来店時の注意内容を掲示。「お車でのご来店の際は、ロンハーマン千駄ヶ谷店への来店である旨お伝えいただき、警備員の指示に従っていただけますようお願いいたします」とアナウンスしている。また、千駄ヶ谷に店舗を構える「テアトラ(TEATORA)」は7月19日から8月8日までの期間、オリンピック開催に伴う混雑回避のため臨時休業を決めた。交通規制の対象エリアとなる表参道ヒルズでは、オリンピック・パラリンピックの開閉会式の開催日は、公共交通機関を利用して来店するよう促している。
 このほか、ECサイト各社では、各競技会場および周辺地域での交通規制に伴う、配送遅延が発生する場合があるとアナウンス。「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」では、一部地域で即日配送サービスの受付を一時停止するほか、交通規制の対象となる地域において注文商品や買取キットの配送・買い替え割サービスの集荷の遅延が見込まれるとしている。