2021年F1イギリスGP決勝で、レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは16位だった。
ペレスは土曜スプリント予選でリタイアした後、パルクフェルメコンディションでマシンをモディファイしたことで、ピットレーンスタートとなった。ハードタイヤから18周目にミディアム、38周目にミディアムに交換。その後、チームは、ルイス・ハミルトンからファステストラップを奪う目的で、終盤、ペレスにソフトタイヤを履かせることを決めた。10番手走行中の48周目、ソフトタイヤに換えたペレスは、狙いどおりファステストラップを記録した。ペレス自身はポイント圏外に落ちたため、ボーナスポイントは得ていない。
ペレスは、キミ・ライコネン(アルファロメオ)とのインシデントが審議対象になったものの、どちらかに大部分の責任があるとはみなされず、ペナルティは科されなかった。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
セルジオ・ペレス 決勝=16位
自分の週末にも、自分自身のパフォーマンスにも、とてもがっかりしている。思っていたほどポジションを上げることができず、タイヤにも苦しんだ。
DRSトレインの中に入り込んだ後は、オーバーテイクすることが不可能だった。
それでも今日は7位が可能だったと思う。あと数周あれば、(8番手の)ランス(・ストロール)と(7番手の)フェルナンド(・アロンソ)をつかまえることができたはずだ。でも終盤、戦略的な理由でもう一回ピットストップをして、ファステストラップを狙うことに決めた。
僕たちにとって忘れてしまいたい週末になった。選手権のリードを大幅に縮められてしまったんだ。体勢を改めて整えて、また懸命に作業に取り組み、ハンガリーではできる限り強くなって戻ってきたい。
マックスとルイス(・ハミルトン)のインシデントは、まだ見ていないので、見てみる必要があるけれど、何より大事なのは、マックスが無事だったことだ。