トップへ

ロンドンの雑誌「Middle Plane」最新号をドーバー銀座が発売、限定ポスターやTシャツも

2021年07月18日 13:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

Middle Plane ISSUE NO.4 ON CHRISTO AND JEANNE-CLAUDE Image by: ドーバー ストリート マーケット ギンザ
ロンドンで創刊された雑誌「Middle Plane」の最新号「ISSUE NO.4 ON CHRISTO AND JEANNE-CLAUDE」が、ドーバー ストリート マーケット ギンザ7階の書籍スペース「ビブリオテカ(BIBLIOTHECA)」で発売された。最新号ではクリストとジャンヌ=クロード財団とコラボレーションし、2人の作品に影響を受けたクリエイターによる作品を収録している。価格は税込4400円。

 クリストとジャンヌ=クロードは、ブルガリア出身の夫クリストとフランス出身の妻ジャンヌ=クロードによる夫婦の芸術家。ルーヴル美術館やマイアミビーチの島、スイスのリーヘンにある並木、ドイツの国会議事堂「ライヒスタッグ」などを布で包んだ作品で知られ、ジャンヌ=クロードが2009年にこの世を去った後はクリストが2020年に逝去するまでひとりで制作活動を行っていた。
 Middle Planeの最新号には、ウィル・ウォーターワース (Will Waterworth)やスタイリストのカミーユ・ワディントン(Camille Waddington)、ジャック・デイ(Jack Day)などが参加し、梱包やドレープ、カラーブロッキングなど2人の作品に登場する手法を用いて制作した写真シリーズや作品を掲載している。
 ウィル・ウォーターワースは、日本と米国の内陸の谷にそれぞれ傘のオブジェクトを設置したプロジェクト「The Umbrellas」に着想して「ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)」のファッションストーリーを、ジャック・デイはショーケースやショーウィンドウを布で覆ったプロジェクト「Show Cases, Show Windows, and Store Fronts」に倣ってロックダウン時に閉鎖された店舗をそれぞれ撮影。カミーユ・ワディントンは、2人のファブリック作品に敬意を示したシリーズで撮影とスタイリングを担当した。
 店頭では、Middle Planeのバックナンバー(2090円~5280円)のほか、限定アイテムとして同号に参加している写真家ホンマタカシの写真を用いてMiddle Planeがデザインしたポスター(3850円)と、「ディガウェル(DIGAWEL)」が制作したTシャツ(8800円/全て税込)を展開している。

■ドーバー ストリート マーケット ギンザ住所:東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ⻄館営業時間:11:00~20:00定休日:不定休問い合わせ:03-6228-5080