2021年F1第10戦イギリスGPの予選が行われ、6~10番手のドライバーが金曜日を振り返った。6~10番手のドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、ダニエル・リカルド(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)だ。
■アストンマーティン・コグニザント・フォーミュランワン・チーム
セバスチャン・ベッテル フリー走行1=7番手/予選=10番手
マシンはコンペティティブな感じだったし、今日はペースも容易に上げられたので、Q3ではもっと上の順位で終えたかった。
全体的にはまずまずのセッションだった。Q2での自分のベストラップには満足できたが、Q3ではマシンからさらに(パフォーマンスを)引き出すのに苦しんだ。あと数ポジションは上にいけたと思う。
今日は大観衆を見られて最高だった。ファンのみんなは、新しいフォーマットによって金曜日がもっと楽しくなったんじゃないかな。
■スクーデリア・フェラーリ
カルロス・サインツ フリー走行1=6番手/予選=9番手
この予選に完全には満足していない。セッション開始からマシンにはいい感触があり、Q2ではすべてのラップで自信を重ねていき、ひとつにまとめられた力強いラップタイムを出してQ3進出を決めた。
しかし、最後の最後にアタックで少し苦しんだ。あちこちでいくつかの小さなミスをしてしまい、コンマ1秒くらいのタイムをロスし、Q2と同じようなラップで走れなかった。不運にも今日は信じられないほどタイトな戦いだったことで、多くの犠牲を強いられた。マシンにペースはあったし、ラップタイムも出ていたので悔しい。
でも、スプリント予選は僕らがプッシュできるいい機会だ。今はそこに集中する時だ。今週末はまだまだ終わっていないし、最後まで全力で取り組むよ。
■ウイリアムズ・レーシング
ジョージ・ラッセル フリー走行1=20番手/予選=8番手
僕らにとって最高の予選セッションとなり、それを母国の大観衆の前で達成できて信じられない気分だ。午前中のFP1ではマシンに自信がまったくなかったのに、終わってみれば予選8番手だ!
プラクティス後に、マシンを改善させることにするか、それともこのまま変えずにトラックが自分たちに向いてくることに賭けるかの決断に迫られ、結局は後者で行った。すべてがいつもよりすごくいい感じで枠にはまり、コース上では自信と快適さを感じられ、それによってさらにコンマ1~2秒を引き出せたのだと思う。最終的には、この結果を得るという最高の仕事ができた。
さあ、もう明日のことを考えよう。簡単ではないが、アグレッシブになって優位に立たないといけない。
■マクラーレンF1チーム
ダニエル・リカルド フリー走行1=9番手/予選=7番手
全体的にすごくポジティブな1日だった。予選ではずっと十分なスピードがあり、いくつかのステップも踏めて、マシンの感触もよかった。これは重要なことだ。ただ、P4とはすごく接戦だったのでフラストレーションも感じる。接近戦の集団後方になってしまえばいつだってその気持ちの方が大きくなるものだ。
まあ、とにもかくにも前進しているし、それはいいことでポジティブだ。あとから振り返って0.05秒を見つけ出すのはいつだって簡単なことだし、おそらくその可能性はあったのだと思う。
明日のスプリント予選では何が起こるかな。いいスタートを切り、いくつか順位を上げ、今日つけられるはずだった4番手までポジションアップできればいいね。これが明日のプランだ。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス フリー走行1=2番手/予選=6番手
時間に制限があるなかで、難しいフォーマットだったこともありトリッキーな1日だった。いつもより走行時間が短く、どのような決断を下すべきか、それを理解するのがすごくチャレンジングだった。自分たちが得た情報を基にいつも以上にいくつかのギャンブルが必要だ。
とはいっても、6番手以上の順位を得られたとは思わない。確かにいろいろなことがあったかもしれないが、最終的には自分たちの結果に満足している。明日はスプリントに向けた準備となるFP2があるので、まずは僕らに何ができるか様子を見ていくよ。