古海鐘一が、8月下旬に復刊される「はりま陰陽師紀行」の表紙イラストを描き下ろした。
【大きな画像をもっと見る】夢枕獏をはじめとした8人の執筆陣による「はりま陰陽師紀行」は、陰陽師の安倍晴明と蘆屋道満の足跡をたどる専門書。2005年に開講された講座「陰陽師のふるさと播磨」をもとに構成されている。今回、2006年に刊行された同名書籍のカバーデザインを一新して復刊が決定。スマートフォンゲーム「Fate/Grand Order」で蘆屋道満のキャラクターデザインを担当した古海は、「はりま陰陽師紀行」の表紙に「FGO」の蘆屋道満とは異なる“播磨の道満法師”を描いた。
■ 「はりま陰陽師紀行」収録内容
夢枕獏「日本人と陰陽師」
沖浦和光「播磨・広峯信仰をめぐって」
田中久夫「播磨と陰陽師」
田中貴子「安倍晴明 イメージの変遷」
酒向伸行「憑霊信仰と陰陽師」
木場明志「陰陽師とこよみ(暦)」
林淳「江戸時代の陰陽師」
沖浦和光「陰陽師の実像をさぐる」
はりま陰陽遺跡案内―旭堂南海
文芸・芸能史からみた安倍晴明―田下明光
暮らしの中の陰陽道・道教―田下明光