「少しでも笑って、歌聴いて、元気になってもらえればうれしいです」
7月上旬、広島でのライブを終えて自身のインスタグラムに感謝の言葉をアップしたのは、ものまね芸人の原口あきまさ。
「ものまね芸人仲間のホリさん、山本高広さん、ミラクルひかるさんとともに全国を回っていて、楽しみにしているファンも多いですよ」(テレビ誌ライター)
日本中に笑いを届けている原口だが、何より大事なのが家族の笑顔。
「私生活では、4人の息子さんを持つ子煩悩なパパ。テレビで明石家さんまさんなどの有名人のものまねを披露する一方、YouTubeでは『原口あきまさの原口あきまちゃんねる』を開設し、妻の恵美さんやお子さんたちと遊ぶ様子をアップしています」(同・テレビ誌ライター)
ギャラへの不満が積もって
昨年には『イクメンオブザイヤー2020』で『イクメンものまね芸人部門』を受賞。第一線で活躍しつつ家庭も守る優しいパパには、心に秘めた計画があるようで……。
「所属事務所からの独立を考えているようです。近年、芸能界ではタレントの退社や独立が相次いでいますが、原口さんも信頼する周囲のスタッフに“一緒にやらないか”と声をかけているそう」(芸能プロ関係者)
変幻自在の人気芸人が独立を考えるには、こんな理由が。
「営業が主戦場のものまね芸人はコロナ禍で仕事が減ってしまい、原口さんも最近では自分で仕事を取ってきている状況。彼は人脈が広く、テレビの現場や営業先でのウケも抜群ですからね。それなのに事務所がギャラの半分近くを持っていくことに、疑問を感じ始めているといいます」(同・芸能プロ関係者)
ついに大きく動くのか。7月上旬、自宅から出てきた原口を直撃した。
あくまで選択肢のひとつとして……
─独立を考えていらっしゃるとお聞きしました。
「ハハハ、いや~なるほど」
─事務所とも話を?
「全然、まだそんな話は」
─信頼するスタッフを誘っている?
「(さんまのマネで)“めっかっちゃった!”って言いたいところですけど、してないですよ(笑)。誘ってるのは、うちの嫁ちゃんぐらいですね」
具体的な話は否定しつつも、新しい挑戦について続けた。
「(芸歴は)もう20何年ですからね。コロナ禍で“副業したほうがいいのかな”とかそういうことをいろいろ考えて、“独立もアリなのかな”ぐらいの感じです。あくまで選択肢の1つとして」
副業についてはこう語る。
「“若手ものまね芸人育成”とか。芸人としての仕事に加えて、別のかたちでも、ものまね界に貢献できればなと」
ギャラの取り分への不満については、キッパリと否定。
「子どもが4人もいますから、もちろん(お金も)大事だとは思いますけど、僕1回も文句言ったことないですよ。もう45歳なんで“そろそろ新しいことしてもいいかな”なんてぼんやり考えてる状態です。事務所とケンカする気はいっさいないんで、頼みますよ!(笑)」
“ほな、また!”とさんまのマネで直撃取材を締めくくった原口。家族思いの“ものまね怪獣”が、さらなる進撃を果たす日も近い!?