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『鬼滅』“不死川”という苗字が実在した!? 芸能人とフォロワーがタッグを組んだ新時代バラエティで発見

2021年07月13日 12:11  リアルサウンド

リアルサウンド

『鬼滅』“不死川”という苗字が実在した!?

 テレビ番組『拡散せよ!フォロワーグランプリ』(TBS)の7月12日放送回で、大人気コミックス『鬼滅の刃』キャラクターの同姓同名をフォロワーの協力をもとに探しだすというコーナーが放送された。


 『拡散せよ!フォロワーグランプリ』は、“フォロワー数=戦闘力”とし、芸能人がSNSアカウントからフォロワーに向けて様々な“お願い”を拡散&募集。芸能人とそのフォロワーがタッグを組んで、ヒトやモノを探し出していく新時代の“人脈バラエティ”だ。同じお題で2人の芸能人が対決し、決められた期間でよりスゴイ人・スゴイものを見つけられた方が勝利となる。MCは田村淳(ロンドンブーツ1号2号)、滝沢カレンが務めた。


 『鬼滅の刃』キャラクターの同姓同名探しに挑んだのは、フォロワー341万人のコスプレイヤー・えなこ&フォロワー171万人の芸人・サンシャイン池崎(フォロワー数は収録日時点)。


 えなこは、「『鬼滅』のキャラだと、嘴平伊之助が好き」と語りつつフォロワーに呼びかけ、サンシャイン池崎は、「竈門炭治郎はおじいちゃんとかにギリいそう」「鬼舞辻󠄀無惨を見つけましょうよ!」と意気込んだ。


 えなこのもとには、「竈門炭治郎」と響きの似ている野球選手・“炭谷銀仁朗”(東北楽天ゴールデンイーグルス)を挙げるリプライが続出。また「冨岡義勇」の一文字違いなど惜しい名前が届き始める。と、そこに「不死川」という苗字の人がいるという情報が。


 「不死川」といえば、『鬼滅』に登場する人気兄弟キャラクター風柱の兄・不死川実弥(しなずがわ・さねみ)と一般隊士の弟・不死川玄弥(しなずがわ・げんや)だ。


 後日番組スタッフが問い合わせると、キャラクターと同じく、読み方も「しなずがわ」だという。残念ながら実弥・玄弥という名前の親族はいないとのことで、同姓同名はならなかったが、珍しい苗字の登場にMC2人のテンションも上がっていた。


 番組によると、不死川さんは大阪羽曳野市で1400年続くお寺「明教寺」の住職だという。苗字の由来については、お寺の横を流れる東除川(通称:支那津川)という川の名前の音と、死なない命をいただくという意味を合わせ「先祖の住職が考えて“不死の川”で“死なず”と読ませたのだと思う」と語った。続けて「今までは、ほとんどの方が苗字を“ふしかわ”さんと読んでいたが、『鬼滅』のおかげで“しなずがわ”と読む人が増えた」とも。


 結局、池崎のもとにはめぼしい情報が届かず、時間切れに。この戦いはえなこが勝利を収めた。


 難読の『鬼滅』キャラクターで同姓同名を探すのはかなり難しいだろうが、『呪術廻戦』の伏黒恵、『東京卍リベンジャーズ』の橘直人や龍宮寺堅など、実在しそうな名前も人気漫画には多い。キャラの同姓同名を探す企画は、他の漫画・アニメでもぜひ企画されてほしい。“視聴者”ではなく、フォロワーを巻き込み、フォロワーを視聴者にしてしまう、参加型のバラエティは今後も盛り上がりそうだ。